水売りのクレア・カイーテシさん

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クレア・カイーテシさんは、ルワンダ東部県の遠隔地域に住む独身女性で、事故による障害を抱えながら生活しています。身体の運動機能に制約がある状態では、自身と高齢の母親の生活に必要な収入をカイーテシさんが得ることは困難でした。

しかし、JICAの無償資金協力「第二次地方給水計画」によって2014年に東部県のンゴマ郡に改修されてできた給水システムの水売り(注)として働き始めてから、状況が良くなりました。水1,000リットルを売るごとに、彼女に33円ほどの収入が入るようになったからです。

この収入によって、カイーテシさんは食費や家賃といった、生活に必要な費用をまかなうことができます。ただ、稼ぎは天候に左右されます。雨期には人々が雨水を集めて利用するために売り上げが落ちる一方、逆に乾期には売り上げが雨期の10倍にもなるそうです。

改修されたンゴマ郡の給水システムは給水コストを削減したことに加え、カイーテシさんをはじめ44人が水売りとして雇われ、水へのアクセスが困難だった人たちの状況の改善に大きく貢献しました。各村から給水栓までの距離も縮まり、約11,700人がこの給水システムを利用しています。私たちは引き続き、ルワンダの人々の安全な飲料水へのアクセス向上を目指していきます。

(注)給水システムの公共水詮を管理し、水を販売する役割。回収した料金は、給水システムの運転維持管理会社に支払い、水売りはその一部を給与として受け取る。



(関連リンク)

各国における取り組み ルワンダ

【写真】

給水栓で、ポリタンクに入れる水の量を測るクレア・カイーテシさん

【写真】

給水システムの新しい一対のポンプ

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