頼りになる人々−リソースパーソンの存在−
1987年2月に初めてセネガルの地を踏んで以来、縁があって、短期、長期合わせて幾度となくこの地を訪れている。それでも、この国について、人々について多くのことを知らないと思う時がある。なぜあの村での活動はうまくいかないのだろう。なぜあの人と言い合いになってしまったのだろう。そんなふうに思い悩むことは少なくない。そんな時に私が頼りにするのは、地元の人間、事情に詳しい「リソースパーソン」である。プロジェクト関係者との世間話や打ち合わせの中で、それとなく見つかることが多い。リソースパーソンが一人でもいれば、プロジェクトもスムーズに進むことが多い。なにせ私には分からないことが山ほどあるのだから。プロジェクトを一緒に実施する政府の機関にそんな人物がいればラッキーだが、なかな...
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