未来を担う子どもたちの衛生意識の変化を求めて

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私はウガンダの首都カンパラから東に車で約4時間のマユゲという県で活動している。コミュニティ開発・水の防衛隊員として、井戸の維持管理組合の活性化支援、衛生啓発活動を行っている。「未来を担う子どもたちの笑顔のために」という想いのもと、その中で生活の根本にある水衛生環境を改善することで、よりよい生活につなげられるような活動がしたいと考え、この職種・要請に応募した。

大人よりも行動変容が容易である子どもたちに対し、学びの場である学校で、様々なアクティビティを通して楽しみながら衛生について学んでもらう。そして彼らが家で家族とともに実践する。このような流れで衛生習慣の確立を目指すことができないかと、現在は小学校において衛生教育プログラムを実施している。

音楽やダンスを使った適切な手洗い指導、ティッピータップ(簡易手洗い器)の設置、衛生クラブの設置などが主なレッスン内容だ。児童たちとのレッスンは楽しい。拙い英語でのぎこちないレッスンにどのくらいの効果があるかと、改善・反省すべき部分は大いにあるが、新しい知識や実験を楽しんでくれている姿を見ることができると勝手に喜びを感じている。また、レッスン後のモニタリングとしてティッピータップを家に設置した児童の家への家庭訪問も実施しているのだが、訪問した際の児童の誇らしげな表情も印象的である。

これからこの国もどんどん発展していくだろう。私が関わることができる子どもの数はこの国の人々のほんの一握りではあるが、大人になった彼らが、整った衛生設備の中で適切な衛生行動を実践する理想の姿を思い描きながら、今日も教材とともに学校に向かう。

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ティッピータップ。足元の木の棒を踏むと水が出てくる。

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病気の伝わり方を一緒に考える。

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でんぷんとヨウ素液を使った手洗い指導のための実験。


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音楽に合わせた適切な手洗いの実践。

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レッスン後にみんなで集合写真。

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家庭訪問時にティッピータップの前で家族とともに。


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