小さな村が教えてくれたこと

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ベリーズ北西部にあるオレンジウォーク郡サンローマン村。人口470人の小さな村の小学校で、私はパソコンのインストラクターとして活動しています。

村の小学校は8学年もあり、全校生徒は85人。1学年に10人前後の生徒がいますが、教室の数が少なく、教師の人手不足もあるため、学年の違う生徒が一緒に学ぶ複式学級になっています。生徒たちにはMicrosoft OfficeのWord、Excel、PowerPointを中心に教えています。ベリーズでもスマートフォンは普及していますが、仕事でパソコンを使う人は少ないです。子どもたちはパソコンに触れる授業を楽しんでいます。

ベリーズの公用語は英語ですが、サンローマン村はメキシコとの国境沿いに位置するため、生活言語がスペイン語です。しかし、同じ郡内にあるオレンジウォークという街まで足をのばせば、英語もスペイン語も両方飛び交っており、少し不思議な感じです。

サンローマン村の主な産業は、サトウキビ農業。多くの村人がサトウキビに関わる仕事を営んでいます。ベリーズの中でも小規模なこの村には、スーパーやレストランがないため、自分たちで豚や鶏を育てる自給自足の生活を送っています。動物の命をいただいて私たちの生活が成り立っている、ということを実感する毎日です。

村でホームステイ中の私は、ホストファミリーと毎日同じものを食べています。食卓に並ぶ手料理は、ライス&ビーンズなどのベリーズ料理。どれも、日本人好みの味です。

村に住む、ということが初めてだった私にとって、最初はその良さが分かりませんでした。しかし、暮らすにつれて、村の穏やかな雰囲気や人の優しさなど、街にはない良さを感じるようになりました。この村から、大切なことを学べた気がします。その恩返しとして、残りの任期で貢献できることに積極的に取り組んでいきたいと思います。



(関連リンク)

各国における取り組み ベリーズ

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コンピュータの授業を受ける子どもたち

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サンローマン村

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サンローマンR.C小学校


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サトウキビを乗せたトラックが毎日走っています

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ベリーズの代表料理ライス&ビーンズ

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家で育てた鶏から作るポヨブルーホ


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