子どもたちの健やかで幸せな未来のために

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【教育がきっと未来を変えられる】

2017年4月、私が勤務する小学校で栄養士隊員と協力し、公開授業を行った。

テーマは「正しいおやつの取り方を学ぼう」。清涼飲料水やスナック菓子の摂取量が多いことがずっと気になっており、今回の授業を実現させた。

まず、カロリーの概念、ボリビアで最も患者数が多いといわれる糖尿病の恐ろしさについて学んだ後は、お菓子の袋のカロリー表示の見方を学習。最後は、200キロカロリー以内におさまるように計算をしながらお菓子の袋を二つ選び、グループごとに発表して終了。

今回は高学年計6学級で授業を行ったが、どのクラスにも、糖尿病により足を切断したご家族をもつ児童が在籍していた。この病がいかに身近なものかは想像に難くない。しかし、幼いうちから正しい知識を得ることで、きっと未来は変わるはずだ。(髙濱)

【栄養士から見たボリビアの食生活】

近年、ボリビアでは、肥満の割合が多くなってきており、子どもの間でも顕著に肥満がみられ、問題視されている。

大きな要因として、食生活がある。

ボリビアの学校は給食がなく、児童は家や食堂で食べる。一般的な昼食は、スープとワンプレートのセット(写真4、5)。炭水化物、タンパク質が多く、野菜はほんのわずか。

また、学校の中や外に露店があり、児童は休み時間に購入し、食べている。露店では、チョコレートなどのお菓子類、炭酸飲料から、フライドポテトやフライドチキンなどのホットフードまで売られている(写真6)。どれも、3ボリビアーノ程(50円程)で購入できるので、とても買いやすい値段である。

多くの児童は、お菓子と炭酸飲料、ホットフードと炭酸飲料と組み合わせて食べているので、休み時間の間食だけで、500kcal程度になることもある。そのため、現在、学校内ではお菓子やホットフードを売らないことが推奨されている。(清水)

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視覚的資料を使って、わかりやすく説明(写真1)

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200キロカロリーにおさまるように計算中(写真2)

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砂糖の量を先生が予想(写真3)


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ボリビアの典型的な食事(写真4)

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ボリビアの典型的な食事(写真5)

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おやつとしても人気のフライドポテトやフライドチキン(写真6)


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