Mi amor(ミ・アモール)

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チリのLas Cabrasという小さな町に派遣されて1年9ヵ月が経った。

勤務先近くのホスタルに住んでいる。安価でアットホーム、日本でいえば民宿のようなところだ。
ホスタルの人はとてもかわいがってくれるし、みんな暖かく迎えてくれる。
チリの人たちはとても家族を大切にし、自分の子どもや恋人のことを「mi amor(私の愛する人)」と呼んだりする。大人になっても子どもは「mi bebe(私の赤ちゃん)」だ。

あいさつは頬と頬を合わせる。スキンシップはとても重要な愛情表現。
カップルはどこでもイチャつくし、青年でも母親と手をつないで歩いていたり、女の子は父親とキスしたりする。私も人との距離が縮んだ気がする。

週末は、仕事から何時間もかけて家に帰り、家族と一緒に過ごす。
最近では一緒に住むが、結婚しないカップルが多いようだ。
子どもがいても、恋人が変わることも多く、小さい町の中でもいろいろあるようだ。

ある日ホスタルに二人の女の子がやってきた。
彼女たちは大家さんの孫、息子の子どもだった。ただ、二人ともそれぞれ別の女性の子ども。
そして、今息子は、また別の女性と子どもと暮らしている。それでも二人は姉妹だし、仲良しだ。
大家さんにとってもかわいい孫に変わりない。

また、ある日やってきた青年を「私の娘の弟」と紹介された。
ということは息子じゃないの?と思ったがそうではないらしい。

チリの人はとても情熱的で、愛情豊かで、素直だ。
最初は驚いたが、子どもたちはすくすく育っているし、別々に暮らしても関わりを持ち続ける親子が多い。

家族が複雑って、複雑にしているのは何なのか?
どんな形になっても、親子は親子で、子どもはみんなの宝。
大事なのは形でなく、感じることのできる愛情。
チリの方がある意味シンプルなのかもしれない。

【写真】

友だち姉妹 写真撮るよ~と言ったとき

【写真】

友だち親子 特に前触れもなく抱き合っているところ

【写真】

同僚の娘と夫 おおみそかの1コマ


【写真】

私と母 母がチリに来た時撮影 以前よりお互いの距離が近い

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