世界遺産の街モンポスを、コロンビア有数の観光地として魅力ある場所に!

Twitter Facebook はてなブックマーク メール

私の任地は、コロンビア北部に位置する、「サンタ・クルス・デ・モンポス」(以下、モンポス)という町です。最寄りの大都市から陸路で7時間かかり、陸の孤島といっても過言ではありません。

そんなモンポスは、ユネスコの世界文化遺産に登録されている、歴史ある町。1537年にスペイン人入植者によって整備され、スペイン植民地時代に物流の拠点として栄えました。現在でも、植民地時代に建設されたコロニアル調の建物が、本来の用途のままで使われているのを見ることができます。

世界遺産ということもあり、その歴史ある町並みや文化を見ようと訪れる観光客は少なくありません。コロンビア国内からだけでなく、フランスやイギリス、イタリア、ドイツ、アメリカなどからの観光客もモンポスを訪れています。

しかし、観光地としてのモンポスには、課題もたくさんあるのが現状です。

例えば、ごみ問題。

観光客もよく通る道や川沿いの、いたるところにごみがポイ捨てされています。以前、ある観光客から話を聞いた時にも、「モンポスはきれいな町なのに、ごみが多いのが大変残念だ」という意見が出てきました。

モンポスの学校では、日本のように生徒自身が清掃を行う習慣がありません。子どもも大人も道端にごみを平気で投げ捨てます。ごみ問題は、「自分じゃない誰かの問題」ととらえられているように感じていました。

そこで、私の活動の一環として、学校に訪問して環境について考えるワークショップを行ったり、生徒たちと一緒にごみ拾い活動を行ったりしました。それらの活動を通して、「生徒はごみ問題について何も知らない」のではなく、「きっかけさえあれば、ごみ問題に気づく」のだということがわかったのは大きな成果でした。

これからも、モンポスの子どもたちが、自分の住んでいる町のごみに気づき、少しでも何かをしようと思ってもらえるような「きっかけづくり」の活動を行っていきたいと思っています。

ひとりでも多くの観光客が、モンポスを好きになってくれるように。

モンポスを訪れた観光客が、自分の住んでいる場所に帰った後にモンポスのことを周囲の友人・知人にオススメしてもらえるように。

そして何より、モンポスの住民・モンポスの子どもたちがモンポスのことをもっと好きになり、自分の街に誇りを感じてもらえるように。

できることから、観光地としてのモンポスの魅力を高めるお手伝いをしていきたいと思っています。

【写真】

世界文化遺産、モンポスの町並み

【写真】

モンポスの見どころのひとつ、荘厳なカトリック教会

【写真】

観光客がよく通る道。ごみ箱があるのに、このありさま


【写真】

生徒たちとのごみ拾い活動

【写真】

生徒たちとのモンポスの環境を考えるワークショップ

【写真】

大人を対象の環境ワークショップも行いました


Twitter Facebook はてなブックマーク メール