コロンビアで芽吹く日本の生産管理方式
私は生産管理のスペシャリストとして、コロンビア第2の都市メデジンで活動しています。この国では、人口の約1割が繊維・縫製産業に従事し、その現場の約4割がメデジンに集中しています。私は日本式の生産管理技術を伝えるため、メデジンにある国立職業訓練庁(SENA)の縫製訓練センターで活動しています。 日本の生産現場を経験した私は、メキシコとチリで同職種のボランティア活動を行い、その集大成としてコロンビアに来ました。コロンビアでの活動目標は「改善を自主的に継続できる組織をつくること」です。日本の生産方式については、管理職はほぼ十分な知識を持っていますが、現場では管理技術を実践できていない状態でした。そこで、最初に自分たちで現場をパトロールしてもらい、日本流の「整理・整頓・...
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