オシャレ大好きドミニカっ子

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ドミニカ共和国第2の都市サンティアゴは、スペイン統治時代の風情が残る旧市街と、中心にそびえ立つモニュメントが有名な美しい地方都市です。しかしその一方で、貧富の格差を抱えています。

私は貧困地域にある児童福祉施設「コメドール」で、3歳から11歳の子どもたちに図画工作を教えています。地域によっては学校で図工の授業がないこともあり、図画工作の基礎的なスキルを身に付けることから始めています。また、参加意欲を高めるため、子どもたちが興味を持つ活動を取り入れています。

ドミニカの子どもたちが好きなのは、ずばりオシャレです。オシャレが大好きなドミニカ人は、女性も男性も身だしなみを大切にします。女の子の中には3歳ごろからお化粧をしたり、マニキュアを塗ったりする子もいます。

そんなドミニカの子どもたちに人気のある活動をいくつか紹介します。

1)お花作り。画用紙や和紙に似たティッシュペーパーなどで造花を作り、学校や職場などのイベントで飾るのがはやっています。
2)アクセサリー作り。輪飾りやストロー、モールなどを使ったアクセサリー作りが大人気です。一人一人が自分のアイデアでいろんな形のアクセサリーを作ります。
3)フェイスペインティング。貧困層の家庭の子が多いため、経済的事情からオシャレができない子も多くいます。子どもたちが色塗りのときにこっそりと絵の具で顔や爪を塗っていたので、事情を知った後は、肌に優しいフェイスペインティング用の絵の具をそろえました。お互いどんなデザインがいいか話し合いながら描き合っています。

子どものオシャレに関する意識や考え方は、家庭や国によってかなり違いがあると思います。ですが、「日本では…が常識だから」「ドミニカ共和国では…が普通だから」とお互いの正当性を主張しても平行線のままです。「ここでは子どものころからオシャレをするんだ」と、否定や肯定をするのではなく、相手との考えの違いを理解するようにしています。

余談ですが、私の活動先では「女性は髪が長く、男性は髪が短い方が美しい(カッコいい)」という考えがあり、ショートヘアの私を見たときに衝撃を受けたそうです。これも一つの異文化理解ですね。



(関連リンク)

各国における取り組み ドミニカ共和国

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オシャレが大好きなドミニカの女の子たち

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自分で作ったお花でにっこり

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自作品でオシャレをする女の子。「見て、キレイでしょ?」


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男の子もアクセサリー作りが好きです

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フェイスペインティングでおめかし

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ショートヘアで男性に間違われることがある筆者(左)


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