伝統料理アヤンパコ、時々モルモットと毛虫

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国の名前よりも世界自然遺産ガラパゴスの名前の方が有名なエクアドル。私の任地マカスは、そんなエクアドルの首都キトからバスで約9時間の場所にあります。マカス市は、エクアドルのアマゾン地域に属していますが、市内は電気も通り車も走っていて、別段生活に不便は感じません。しかし町を少し出れば豊かなジャングルを見ることができます。

今回はマカスの伝統的な料理と、ここで出合って驚いた食べ物を紹介します。

まずはアマゾン地域の伝統料理アヤンパコ。アヤンパコを簡単に説明すると、肉か魚とネギなどの野菜を葉っぱで巻いて蒸し焼きにしたものです。鳥肉や魚の入っているものもあれば、ムッキーニというカブトムシの幼虫が入っているものもあります。味はさっぱりとしていますが、肉汁たっぷりジューシー。アヤンパコは首都などでは食べられないこの地域特有の料理で、おすすめです。

続いてクイ(日本ではモルモット)料理。中南米ではよく見られる料理で、ここマカスでもよく見受けます。クイを飼っている人は多いのですが、ペットとして飼う人は少なく、ほとんどは食べることを目的として飼育しています。同僚の家でもクイを飼っており、先日家に招かれたときにクイ料理を作るということで、せっかくなので手伝わせてもらいました。まずクイを絞めて、毛を手作業で抜き、その後内蔵を取り出します。それから大きな串にクイを口から刺すのですが、これがなかなか大変。なんとか串に刺した後は、じっくりとあぶっていきます。火の上でくるくると数時間回して出来上がりです。焼き上がりのクイはまるで笑っているように見えます。

最後に、今のところエクアドルで出合った中で一番衝撃的な食材を紹介。ある日、職場で仕事をしていたら同僚がいいものを見つけたと言って、木から何やらたくさん捕ってきました。見てみると、なかなか大きな毛虫を40匹ほど捕ってきてくれました。最初は冗談かと思いきや、火をおこして焼いて食べ始めました…。味の感想は「1匹でもう十分」でしょうか。そんな彼らに、日本ではモルモットは食べないけれど、馬肉や生卵かけご飯を食べるよと伝えると、「えぇー、信じられない!」といったような反応が返ってきます。

今度は、エクアドル人に日本食を食べてもらおうと画策中です。



(関連リンク)

各国における取り組み エクアドル

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マカス市内の町並み。電線がたくさんあり、時折虹がかかる

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焼いているときのアヤンパコ

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アヤンパコの出来上がり。ピリ辛ソースをかけて食べるのがおすすめ


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同僚の奥さんとお母さんが2人がかりでクイを串に刺している様子

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たくさん毛虫を見つけて喜んでいる同僚

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現地の民族シュアル族の皆さんがアヤンパコを作っているところ


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