エクアドルの最新記事

差異を重んじ、とことん話し合う

私の活動先は、ボリーバル県サン・ミゲル市の慈善財団が運営するリハビリセンターで、同僚のセラピストがたった1人の小さな職場です。設備は最低限で、訓練道具は不足していました。エクアドルの地方医療は、人材不足や資金不足などから都心部との格差が大きく、都心の病院で最低限の治療を受けて町に戻る患者さんが多くいます。町は山と畑に囲まれ、急坂と階段だらけのため、患者さんは数人に抱えられて移動し、遠方からはトラックの荷台や馬に乗ってやって来ます。 ここで私に求められたことは、リハビリの技術移転と質の向上です。同僚は15年ほどの経験があり、一定の知識と技術は習得していましたが、物理療法が中心で訓練内容が画一的なものでした。同僚はとても勉強熱心で、運動療法や素手によるアプローチの...

「差異を重んじ、とことん話し合う」の全文を読む

その他の記事一覧