自治体組織による固形廃棄物の総合管理-ホンジュラス、オコテペケ県

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ホンジュラス西部にあるオコテペケ県バジェ・デ・センセンティは、「持続的廃棄物総合管理イニシアチブ」を2006年に立ち上げており、JICAホンジュラス事務所では、このイニシアチブを支援するために、2013年からエルサルバドルからの南南協力による技術支援を開始しました。

隣国エルサルバドルには、かつてJICAプロジェクトで廃棄物の処理や管理を学んだラ・ユニオン県北部自治組織「ASINORLU」があり、今回の支援では、彼らがホンジュラスのバジェ・デ・センセンティの自治体や住民組織を対象にごみの管理についての研修や実技指導を実施し、固形廃棄物の総合管理のために必要な知見と経験を共有してくれました。

ゴミ処分場の管理方法については、地元関係者だけでも継続可能な方法として、衛生的な埋立方式である「準好気性埋立方式(福岡方式)」(注)を採用し、プロジェクトを通じてその運営と管理の能力向上のための研修などが行われました。

また、ごみの減量(Reduce:リデュース)、再利用(Reuse:リユース)、再資源化(Recycle:リサイクル)の「3R」に重点を置きつつ、環境教育を実施したほか、コミュニティー住民の積極的な参加も促しました。

今日では、その取り組みの成果が表れており、プロジェクトを実施したバジェ・デ・センセンティでは、地域住民が「ごみの分離・分別」を身に付け、毎日の生活習慣にまで変化が見られます。

JICAは、バジェ・デ・センセンティでの公衆衛生の向上を通じて、地域の人々がよりよい生活を送れるようになり、持続可能な開発が実現できるように支援を行っています。

(注)埋め立て層に自然に空気を取り込める管を設け、空気中の酸素を利用して生育する好気性微生物の力で有機系ごみの分解を促進する日本発の技術。


(Original text: written by Glorianna Alfaro)

Integrated Management of Solid Waste for Member Municipalities of Güisayote and Valle de Sensenti, Ocotepeque, Honduras


Since 2006, the Valle de Sensenti municipalities have had an initiative to develop a sustainable Integrated Management System for Solid Wastes. In 2013, JICA Honduras Office started a Project consisting in providing technical assistance through Third Country Cooperation Scheme (Honduras and El Salvador) to MiAmbiente (The Secretariat in charge of environment management in Honduras) and the Valle de Sensenti municipalities.

JICA’s technical input through ASINORLU (the intermunicipal association of El Salvador) has contributed in the strengthening of capacities of the Project member municipalities in order to develop an integrated management of solid wastes which includes the improvement of operations and management of the sanitary landfill through the Fukuoka method all the way to the implementation and continuous follow up of a process involving environment education and community participation with emphasis in 3R techniques (Reduce, Reuse and Recycle).

The effort and work that has been put in the activities has been very successful. The communities within the Project area are now learning to separate and classify residues from their homes to change cultural habits.

JICA’s contribution aims to achieve sustainable development through the improvement of public health and a better life for the people living in Valle de Sensenti.

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バジェ・デ・センセンティの埋立事業エリア

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ごみ収集車は、20年前、日本のODAで贈られたもの

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JICA事業を通じてより良い生活を実現しているコミュニティー


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村の職員と、学校での環境教育に携わるメンバーの会合

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JICAから、リサイクルごみや医療廃棄物を収集する車が寄贈された

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環境教育の一環で、センセンティの埋立エリアを見学に来た小中学生


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