いつか来る「その日」のために

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皆さま、こんにちは。私はニカラグアのマタガルパという町で青年海外協力隊の小学校教育隊員として活動をしています。まずはこのページをご覧くださりありがとうございます。ここでは私の日頃の活動を少しご紹介いたします。最後までお付き合い下されば幸いです。

マタガルパはニカラグアの北部にあり、首都から約140キロメートル、バスで2時間程の山々に囲まれた町です。私の配属先はミゲルラレイナガ小学校で、全校生徒が1,000人を超える大規模校です。カウンターパート(注)の一人でもある校長はJICAの制度を利用し日本を訪れたことがあるため、我々日本人への理解が深いです。また教育にも非常に熱心で、とてもやりがいのある環境です。

主な活動は、教員研修会の実施や公開授業の企画運営です。2月に学校に配属され、3月に行われる5年生の公開授業の運営をいきなり任された時はとても驚いたのですが、日本を知る校長が私のことを信頼してくれたのだと思い、とにかくがむしゃらに取り組みました。当日、もちろん反省点はありましたが、もう一人のカウンターパートである先生がとても良い授業をしてくれました。これ以来、私は毎月実施される公開授業の運営を正式に担当することとなりました。

教員研修会では、配属先の教員に行うものと、各県の教育委員会の指導主事を集めて行うものの双方でファシリテーターを務めています。出席される先生方はとてもまじめに私の話を聞いてくださいます。教育に熱心な方々と共に活動ができてとても幸せです。

信頼され、役割を与えられることはとてもありがたいのですが、その一方で現地の方々に自分たちで研修会を開いてほしいという思いもあります。最近では、私が前で話すばかりでなく、ニカラグア人の先生にも少しずつお願いをしています。「ニカラグアを良くするのはニカラグア人しかいないよ」と普段から伝えるようにしています。私の意図を100パーセント伝えるのはまだ難しいですが、彼らの一生懸命な姿を見ていると胸が熱くなります。

任期がまだ1年以上残っているので、これからは私の活動を現地の方々に引き継ぎつつ、新たなことにも挑戦したいです。私が帰国した後も彼らが積極的に研修会や勉強会を企画してくれることを願っています。

最後になりましたが、ここまでお読みになられた方々には大変感謝申し上げます。皆さまに少しでもニカラグアのすばらしさが伝われば嬉しいです。それでは、また会う日まで。

(注)国際協力の現場で技術移転や政策アドバイスなどの対象となる組織、または行政官や技術者のこと



(関連リンク)

各国における取り組み ニカラグア

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カウンターパートでもある校長が自ら授業で使用する教材を作成している様子

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一般教員(カウンターパート)の授業風景

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首都マナグアで行われた教育省の県配属の指導主事対象研修会の様子


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任地マタガルパでの教育省の県配属の指導主事対象研修会の様子

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教員養成校で授業をした際の様子

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マタガルパの山々


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