私の中のインド

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人口13億人、国土面積は日本の約9倍、20を超える州と言語を持つインド。巨大なインドの全てをここに書き切ることはとてもできませんが、この1年間で私が見てきたインドの一部を紹介したいと思います。

【まずは一杯。チャイの国】

インドの人は毎日必ず甘いチャイを飲みます。朝起きて一杯、休憩時間に一杯、お昼ご飯を食べて一杯、仕事終わりに一杯、そして寝る前に一杯。平均で一日5杯程度飲むそうです。また、お客さんが来た時も必ずチャイを用意します。たとえ仕事が遅れていても、チャイを飲んでしばし談笑。チャイにはコミュニケーションツールとしての役割もあるようです。

【ナマスカール、ナマスカーラ、ナマスカーラム。多言語の国】

インドでは英語やヒンディー語が広く使われている他、州ごとに独自の言語を持っているところも多いので3~4言語くらいを話す人が少なくありません。英語ですら苦労している私からすると、インド人の言語能力の高さにはいつも驚かされます。

しかし、実はこんな一面も。以前、北インド出身の友人と南インド出身の方が楽しそうに談笑していました。お互い自分たちの言語で話していたので「わかるの?」と聞いてみたところ「全く何を話しているかわからないよ。フィーリングランゲージさ。ははは!」と言っていました。恐るべしインド。

(※タイトルは左からヒンディー語、カンナダ語、テルグ語で「こんにちは」の意味です)

【あなたは何教徒?多宗教の国】

インド人の約80%はヒンドゥー教。日々のお祈り、結婚式やお祭り、人々の生活の中にヒンドゥー教は溶け込んでいます。ヒンドゥー教には30億とも無限とも言われる神様が存在しているそうです。インドの多様性もそういったヒンドゥー教の考えが影響しているのかもしれません。

しかし、インドにはイスラム教やキリスト教の他、ターバンを巻くシーク教、日本人にも馴染み深い仏教、殺生を禁じるジャイナ教などたくさんの宗教が存在します。私の町でもヒンドゥー寺院の他にイスラム教のモスクやキリスト教の教会があります。インドで生活しているとさまざまな宗教が混在していることを肌で感じます。

昔、インドの友人が「宗教も言葉も文化も違う。だけどインドは一つだ」と話していました。インドで暮らしていくうちに何となくこの言葉が持つ意味がわかってきたように思います。

まだまだ奥が深いインド。残りの任期も楽しみたいと思います!



(関連リンク)

各国における取り組み インド

JICAインド青年海外協力隊機関誌 2017年1月発行 第2号(PDF/12.1MB)

JICA's Volunteer Activities in India (YouTube、英語)新しいウインドウで開きます

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仕事の休憩中にチャイを飲むおじさんたち

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4つの言語で説明書きがされている商品

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荘厳なヒンドゥー教寺院


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南インドの典型的な食事(ミールス)

【写真】

農家のおじさんとチャイを飲む様子

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