典型的なインド
「2マイルごとに水が変わり、4マイルごとに言語が変わる」。インドには、こんなことわざがあります。実際にこの通りではないかもしれませんが、比喩としてよく使われます。なぜなら、インドでは多様な宗教や文化が存在するだけでなく、多くの言語もまた共存しているからです。統計的には、22の言語がインド政府の指定言語となっており、使用されている言語は800以上にのぼります。また言語が変わると、慣習や服装、料理なども違ってきます。 例えば、北インドでは白は基本的に喪に服す色であるため、祝い事で女性が白い服を着ることは一般的に好まれません。しかし一方で、南インドの結婚式では、女性が白い絹のサリーを身に付けます。また、ナヴラトリという祭りの際には、北インドの人々が断食、またはベジタ...
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