ラオス・サイニャブリ県の年末年始の行事をお届け!

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12月、年の瀬。師も走り回るほど忙しいとされるこの月、日本では、お世話になった人たちにお歳暮を送ったり、大切な人たちとクリスマスを過ごしたり、翌年の幸せを願って大晦日を過ごしたりと、さまざまな行事があります。

私が青年海外協力隊員として派遣されているラオスでも、同じく12月にはさまざまな行事があります。その中から今回は、私の暮らす街「サイニャブリ県」にて、私が実際に参加してきた「クリスマス」と「モン族の正月祭り」についてご紹介させていただきます。

【暑い国のクリスマス】
東南アジア唯一の内陸国であるラオス。熱帯モンスーン気候帯に属し、年間平均最高気温が28~34℃というこの暑い国にも、12月になると、日本ほどではありませんが寒い季節が訪れます。そして12月25日のクリスマスには、気心の知れた仲間たちと集まって、素敵な時間を過ごします。

私の活動先である「サイニャブリ子ども発達センター」では、今年もみんなでクリスマス会を開いて楽しみました。

「クリスマスには赤い服!」。その由来はサンタクロースの服の色だと思いますが、この日は多くの子どもたちが赤色の服を身にまとい、センターに遊びに来ました。

センターの中央に飾られたクリスマスツリーはお手製。センターの職員が、近くの森から手頃な木を切ってきたものです。午前中、子どもたちは折り紙で飾りを作り、自分たちの「お願いごと」を書いた手紙と一緒に、クリスマスツリーに飾りつけました。午後はプレゼント交換。ツリーを囲むように集まって、それぞれが持ち寄ったプレゼントを渡し合いました。

【モン族の正月祭り】
ラオスは多民族国家で、ラオス政府の公式発表では49の民族が暮らしているとのことです。全民族共通の正月としては、1月1日の「国際正月」、街中がお祭り騒ぎになるほどの盛り上がりを見せる4月中旬ごろの「ピーマイ・ラオ(ラオス正月)」などがあります。

そして、これらの正月とは別に、民族独自の祭りで正月を祝う習慣があるのが「モン族」。今回私は、その祭りに参加してきました。モン族の正月の日程は毎年異なり、12月前後に長老たちが話し合って、その年の日程を決めるそうです。

会場には、色とりどりの美しい民族衣装を身に着けたモン族の方々がたくさん集まっていました。祭りの途中で、男女が向かい合って一列に並び、ボールを投げ合う時間がありました。今は形式的に行われているだけで、観光客の私も参加することができましたが、かつては未婚の男性が意中の女性に向かって毬を投げ、それを受け取った女性と結婚する、という風習があった名残だそうです。

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職員による手作りツリーを、子どもたちがかわいく飾りつけました

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プレゼント交換をして大満足!赤い服を着た子が目立ちます

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毬投げの様子。男女が向かい合って毬を投げ合います


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色とりどりの民族衣装を着たモン族の女性

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モン族の子どもたち。「nyob zoo xyoo tshiab」はモン語で「あけましておめでとう」を意味します。

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街の写真館で撮影しました。結婚式の時に着る正装です


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