モンゴルの「おいしいもの」探検隊

Twitter Facebook はてなブックマーク メール

モンゴルと聞いてどんなイメージを持つでしょうか?

自身が日本にいたときのイメージは相撲・チンギスハーン・草原・・・そんなものでした。モンゴルの食についてもほとんど想像がつきませんでした。そこで、実際にモンゴルに来て生活をし、食料・農牧業・軽工業でデザイン隊員として活動する中で出会ったモンゴルならではのおいしいものを紹介していこうと思います。

<乳製品>
モンゴルは、この広大な大地を生かし、遊牧が盛んです。家畜も羊・牛・馬・山羊・ラクダなど種類も豊富で、それぞれに特徴がある乳製品をいただくことができます。

この国では、輸送の面でたくさんの問題があり、生乳のままでは人口が多い都市部に新鮮な状態で運ぶことが困難です。そのため、生乳をさまざまな方法で加工し、保存がきくようにしています。ヨーグルトからバター、ハードなチーズまで本当にたくさんの種類があります。スーパーに行くと、驚くほど広いコーナーを乳製品が占めています。

それぞれの家畜の種類で味にもかなり違いがあり、遊牧民の家庭を訪ねると、たくさんの乳製品をもらうのですが、「これは何のミルクで作られたもの?」とたずねたりするのも楽しみのひとつです。

<はちみつ>
モンゴルでは、1950年代にロシアからミツバチがもたらされ、現在もさかんに養蜂が行われています。

冬はマイナス30度を下回るモンゴルでは、なかなか農業・畜産分野が成長しにくくいのですが、現在、注目され、成長が期待されている分野です。

ここ、モンゴルの草原は、厳しい冬を乗り越え、夏になると一気に花が咲き、その草原の草花を蜜源とした美味しいはちみつが採れます。中でも、この国ならではの、高原植物や、薬草を蜜源とした蜂蜜は希少性も高く、香りも味もすばらしい蜂蜜です。

<ツァツァルガン>
ツァツァルガンという果実をご存知でしょうか?

英語名では「sea buckthorn」、日本では「サジー」といい、モンゴルの冬は極寒、おまけに乾燥地帯。そんな冬を元気に乗り越えるためにビタミンたっぷりのこの果実は必需品なのです。

その果実にお湯をそのまま注いで飲むのは、この国の冬ではかなり一般的な光景です。

味は多少酸味があり、独特の香りがありますが、飲みやすく加工されたジュースなどもあり、私も愛飲しています。

このように、モンゴルにはまだまだあまり知られていないおいしいものがたくさんあります。これらの品質・知名度を高め、どのように国内外に売り出していくのかは、まだまだ課題が多く残りますが、少しずつ地道に続けていけば必ず結果につながると信じています。

私も微力ではありますが、このようなおいしいものに囲まれ、活動できていることをうれしく思います。

【写真】

食卓に並ぶ自家製乳製品

【写真】

モンゴルの伝統的な乳製品”アーロール”を広大な大地で乾燥中

【写真】

北部シャーマル村での養蜂風景


【写真】

ツァツァルガンの果実

Twitter Facebook はてなブックマーク メール