新人職員から見たモンゴルのJICAボランティア

Twitter Facebook はてなブックマーク メール

「モンゴルってどんな国だろう。」
2016年7月25日、期待と不安で胸をいっぱいにしながら、私はモンゴルに向かう飛行機に搭乗しました。

どこまでも広がる草原と家畜の群れ。
そんな情景を想像しながら、首都ウランバートルに到着してみると、そこには高層ビルが建ち並ぶ大都会が広がっていました。
「モンゴルってこんなに発展しているんだ!!」
想像していた草原とはまるで異なる景色にびっくりしながら、私のモンゴル生活がスタートしました。

私は、2016年の7月末から10月末までの3ヶ月の間、海外OJTでモンゴルに派遣されていました。海外OJTとは、JICAの新入職員が、「将来にわたって開発援助のプロフェッショナルとして働いていく上で、原点となる価値観を形成する」ことを目的に、海外で3ヵ月間にわたるOJT(On the Job Training)を行うことを意味します。OJT期間中は、短くて1日、長くても1週間という単位で、様々なプロジェクトや現場を訪問しながら、そこで働く多くの方々と触れ合うことができました。

そんなOJT期間の中で特に印象に残っているのが、JICAボランティアの活動視察を行ったことです。
首都ウランバートルに加えて、ムルン・ボルガン・ダルハン・サインシャンドの4つの地方都市で活動するボランティアの配属先を訪問しました。

小学校や職業訓練校、病院等で働く様々なボランティアの活動視察を行う中で、どのボランティアも、モンゴル語をしっかりと習得し、現地の文化や習慣を尊重しながら日本の経験を共有していることに気付きました。日本とは言語も文化も習慣も異なる国で、現地の人々と共に生活し、働くことは容易ではないはずですが、「自分の任地が一番好き」と言いながら、現地の人々と同じ目線に立って活動を行っているボランティアたちの姿は、非常に印象的でした。

また、そんなボランティアたちに対して、現地の方々から「日本人は勤勉でしっかりと活動してくれる」、「ボランティアとして一緒に活動してくれてありがたい」などの言葉をいただく機会が多々ありました。
これもひとえに、多くのボランティアたちが、現地の人々に寄り添い活動してきたからこその成果であり、JICAのボランティアが高く評価されていることを実感することができました。

2017年で、モンゴルのボランティア事業は25周年を迎えます。
これまで蓄積されてきた25年という歴史の重みを感じながら、ボランティアの活動を支えるJICA職員として、今後もより良い活動支援ができるよう尽力していきたいと思います。

【写真】

モンゴル市内の風景

【写真】

モンゴルの地方の風景①

【写真】

モンゴルの地方の風景②


Twitter Facebook はてなブックマーク メール