モンゴルで育つ子どもたち

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モンゴルの幼稚園は公立が主で、月曜日~金曜日までの週5日間、朝8時~17時までの間、園で過ごします。子どもたちはいつも元気いっぱいで、とってもパワフルです。

しかし、現地の先生方はいつも勉強や制作活動に「上手な子」と「下手な子」を比べて叱ったり、やんちゃな子どもたちにすぐ手を出して言うことを聞かせたりと、日本とは全く異なる指導をしていました。

赴任当初はどうすれば改善できるか悩みましたが、活動して行く中で、先生たちもそういった教育を受けてきていて、他の指導法を知らないのだということがわかりました。

そこで皆で楽しくできる制作を実施したり、手遊びや絵本の読み聞かせをして、子どもたちを怒鳴らなくても静かにする方法を教えたり、日本の行事を取り入れてみたり。

子どもたちに強制的にやらせるのではなく、楽しませながら行うことで、子どもたちは自発的に物事に取り組むようになる。その姿勢が大切なのだと伝えながら活動をしてきました。

そんなモンゴルでは、冬休みや春休みがない代わりに、6~8月いっぱいの3ヵ月間がごっそり夏休み。

夏になると、みんな田舎に行きます。そこで祖父母の暮らすゲル(テント型の家)にいる牛や馬の家畜の世話を手伝ったり、大草原の中を自由に走り回ったりして遊びます。そんな夏を思うと、この国の発展を願う反面、ずっとこのままであってほしいとも思います。

日本のやり方が全て正しい訳ではありません。こちらは日本のやり方を提示する。それを現地の人々が知っていく中で、真似して、やってみて、これがいいと思えるベストなやり方を見つける。そうやって少しずつ、モンゴルの教育が良い方向に変わっていければいいなと思います。

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モンゴルの子どもたち

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皆で楽しくできる制作

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運動会を実施。ソーラン節を保護者たちの前で披露した5歳児


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モンゴルのゲル

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