モンゴルに温泉? ツェンヘル温泉旅行記

Twitter Facebook はてなブックマーク メール

2017年7月に新ウランバートル国際空港でのプロジェクトの一員としてモンゴルに赴任し、やっとモンゴル生活に慣れたと思う頃には長い冬に突入していました。翌年6月に日本から家族が遊びに来ることになったので、初めてのモンゴル国内旅行を企画しようと、ガイドブック片手に行き先を探し、モンゴルにも温泉があることを発見しました。

温泉好きの私としては絶対に外せない候補地でしたので、目的地をツェンヘル温泉に決めプランを作成しました。ウランバートルから西へ320キロメートルのウブルハンガイ県にある旧都ハラホリン(カラコルム)へ、さらに120キロメートル先のアルハンガイ県の県都ツェツェルレグ経由でツェンヘル温泉という、全行程470キロメートルの長距離ドライブとなりました。

初日は雨模様で早朝にウランバートルを出発し、ほぼノンストップでハラホリンに向かい、ユネスコ世界文化遺産に登録されている仏教寺院、エルデニ・ゾーを見学、昼食後ツェンヘル温泉に向けて再出発しました。

3日間にわたる雨の影響で川が増水していたため回り道しましたが、途中で車のトランスミッションが故障。「四輪駆動」が使えずぬかるんだ急坂が登れなくなり、宿のオーナーに救出されるハプニングもありましたが、宿には午後7時過ぎに到着しました。

ツェンヘル温泉は公共交通機関もなく、主要道路から30キロメートルほどのところにあって森林にも囲まれているため、俗世界から遮断され、ゆっくり過ごすことができます。われわれの泊まった宿泊施設にはゲルと木造ロッジがあり、貸し切り露天風呂で温泉を満喫することができました。

2日目は天気も回復し、前日ドライバーさんだけ途中の遊牧民の家に宿泊することになりましたが、地面の状態も回復し無事に宿まで迎えに来てくれました。復路は、草原に放牧されているヤク、ヒツジたちの撮影、ドライバーさんが宿泊した遊牧民のゲル訪問、砂漠のラクダ乗りなどを楽しみながら、次の宿泊地ハーンリゾートに向かいました。

モンゴルは日本から直行便もあり、手頃な立地条件にあるにも関わらず、観光情報が少なくあまり知られていません。私の関係している新ウランバートル空港開港後は、就航便数増でさらに便利になることが期待されますので、みなさんにモンゴルに興味を持っていただければと思います。



(関連リンク)

各国における取り組み モンゴル

【写真】

ツェンヘル温泉

【写真】

施設の露天風呂。朝6時から夜10時まで利用可能

【写真】

遊牧民のゲル。太陽光発電パネルも完備


【写真】

ゲル内部。中央のストーブで調理と暖房を兼ねる

【写真】

ヤク、牛の放牧。ウランバートル近郊にはない森

【写真】

宮崎駿監督の作品に登場しそうなヤク


Twitter Facebook はてなブックマーク メール