同じ料理を注文したはずなのですが……

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セルビア共和国、首都ベオグラード。ベオとは「白い」を、グラードは「都市」を意味します。セルビアは、非同盟主義を打ち出したチトー大統領のもとで発展した旧ユーゴスラビアの中核国であり、バルカン半島の中程、西はクロアチアとボスニア・ヘルツェゴビナ、北はハンガリー、東はルーマニアとブルガリアと接しています。

セルビア人と聞くと、ユーゴ内戦のためか、悪い印象を思い出す方も多いのではないでしょうか。当地で色々な人と会うと、それはマスコミによる虚像であり、実情は単純な話ではないということがよくわかります。

閑話休題。

外地にて「あ〜ぁ、食べたい」という日本食は、一にお寿司、二に卵かけご飯。そして、三にラーメンではないでしょうか。

有るんです、ベオグラードにも。有るんです、ラーメンが。それも味噌!

ベオグラード旧市街は大きな丘がまるごと街になっています。街の北方の坂を降りて、広い通りを渡り、ちょっと歩くと、お店が見えてきます。店の名前は“marukoshi”。地味〜な店構えで、一見「何のお店なのでせうか」と自問自答してしまいそうです。

日本で食べるラーメン。月曜日に頼んでも金曜日に頼んでも、お昼に頼んでも、夜に頼んでも、味は変わりません。しかし、当地、セルビアでは違います。当たるも八卦、当たらぬも八卦。ラーメンを食べれば運試しができるという素晴らしい状況でございます。

で、今日のラーメンは?

当たりでした。感激に浸りながら、ラーメンを食べつつ・・ん? そう言えば、これに限らず、仕事だって。同じことを申請・依頼していても人によって出来が違えば、やり方も違うし、解釈も違う。

ラーメンを啜りながら、セルビア人気質に思いを巡らしてみると……

同じ書類の作成を申請しても、場所が異なれば作成される書類の内容が異なる。同じ対応窓口でも担当者が変わると要求される条件は違う。あれこれ考えること、しばし……

当地で良い仕事をするには……まず良い人脈を築くこと。そして、その人脈を辿って色々な人と会って情報交換をする。手にした情報を元に、最適な人間に適切な依頼を行なう。

諸外国でも人脈は大切だと思うのですが、ここセルビアでは、ひとしお肝要に感じます。ラーメンごときで大袈裟な話になってしまいましたが、笑話に免じてご容赦願います。(拝)

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会計をお願いすると、こんなしゃれたバインダーでやってきます

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浅草駅のプラットフォームへ? いえいえ、地下は厨房です。でも、浅草駅の雰囲気が出ていると思いませんか?(注)自作のようです

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地上階は東京都!? 当地の規則に則って表示されているキリル文字の避難指示と相まって不思議な雰囲気を醸し出しています


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これが噂のキテレツメニュー。前のバージョンはすべてがカタカナ文字を使用したアルファベット表記でした。一番上の太字部分、読めますか?

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待ちに待った味噌ラーメン。当地の料理と同様、濃いめの味付けです

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