イランと日本のお正月
イランは、日本の4.4倍ほどの広さの国土に、約7,800万人が住んでいます。春、秋は日本より短いですが四季を感じることもでき、文化や伝統が大切にされています。住んでみると、言葉や文化の面で日本との共通点があることに気づかされます。イランでは、ペルシャ暦が採用されており、新年を迎えるのは例年3月21日ごろ(春分の日)です。日本がお正月を迎える1月1日の前後、年末年始は特別な日ではなく、この時期はいつもと変わらない時が流れています。イランの年末年始は、1年の穢れを落とし無病息災を願う「チャハールシャンベスーリー」から始まり、太陽が春節点を通過する時に新年を迎え「ノウルーズ」と呼ばれる新年のお祝いが13日目の「スィーズダペダル」まで続きます。今日は、イランをより身近に...
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