ミクロネシアで裸足の付き合い
ミクロネシアは人口12万人の南太平洋の小さな島国です。正式には、ミクロネシア連邦と言って、ヤップ、チューク、ポンペイ、コスラエの四つの州で構成されています。赤道に近いため、一年を通して30℃を超える暑さを記録し、毎日何度もにわか雨が降ります。いつ降るか分からないし、降っても長時間は続かないので、現地の人たちは傘を持たないようです。雨の後には、虹がかかることが良くあります。それで、ミクロネシアは、レインボーカントリーとも呼ばれています。 私が勤める私立ザビエル高校は、チューク州ウェノ島にあります。チューク国際空港から東へ、水たまりだらけのでこぼこ道を1時間近く車で走ったところです。1952年にカトリック教会のイエズス会により設立された歴史ある学校で、かつて日本軍...
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