終了時評価現地調査実施:「自然災害の減災と復旧のための情報ネットワーク構築に関する研究」プロジェクト

2014年12月22日

11月16日から12月4日にかけて、「自然災害の減災と復旧のための情報ネットワーク構築に関する研究」プロジェクト(DISANET)(注1)の終了時評価現地調査が実施されました。

先行して11月16日よりインド入りした評価分析団員がデリー、カンプール、チェンナイ、ハイデラバードにてプロジェクト関係者にインタビューを行い、これまでの活動実績について調査をおこないました。その後11月24日から科学技術計画・評価団員(JSTからのオブザーバー)と計画管理団員が評価調査に加わり、「地震災害の軽減」、「気象観測基盤の構築」、「持続可能な通信基盤の構築」、「緊急事態および減災のための情報通信プラットフォームの開発」という4つの大きなテーマの研究グループがグループごとに達成してきた成果とそれら研究の相乗効果の確認が行われました。

11月29日から評価調査団団長/総括の竹内博史JICA社会基盤・平和構築部運輸交通・情報通信G第二T課長と科学技術計画・評価リーダー(JSTからのオブザーバー)が訪印、日本側評価調査団員5名が研究者とこれまでのプロジェクト目標の達成状況について協議を重ね、妥当性・有効性・効率性・インパクト・持続性の評価5項目に沿った検証が行われました。

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プロジェクトで作成された災害情報システムポータルの2014年11月末時点のイメージ画像。今後引き続き当該アプリケーションは更新されていく予定。

プロジェクトで目指していた成果とプロジェクト目標の達成状況が確認され、評価5項目について概ね高い評価を頂きました。インド側プロジェクトディレクターのインド工科大学ハイデラバード校(Indian Institute of Technology, Hyredabad:IIT-H)デサイ学長と竹内評価調査団団長が評価結果をまとめた議事録に署名をしました。

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IIT-H仮キャンパスにて議事録に署名をした竹内終了時評価調査団団長/総括とIIT-Hデサイ学長、他日印関係者一同

2015年初頭に予定されているJSTによる終了時評価の結果も更に参考にしつつ、2015年のプロジェクト完了に向け今後も継続中の活動および提言で示された活動が活発に行われていくことが期待されます。

(注1)DISANETは、IIT-Hと慶応大学を中心研究機関として実施されている「地球規模課題対応国際科学技術協力(SATREPS:Science and Technology Research Partnership for Sustainable Development)」の愛称です。SATREPSは、科学技術と外交・国際協力を相互に発展させる「科学技術外交」の一環として、外務省、文部科学省と独立行政法人科学技術振興機構(JST)、JICAが連携して、ODAの枠組みを活用した国際共同研究事業です。