ハリヤナ州森林資源管理・貧困削減事業

背景と目的

【写真】

ハリヤナ州では、過酷な自然条件、過放牧や農地の拡大、急速な都市化により森林が縮小しています。本事業では、植林・水源涵養・土壌保全等の森林資源管理を通じて森林を再生し、あわせて森林近辺の住民の生活水準を改善することで、地域の自然・社会の長期的な発展を実現することを目的としています。

  • 借款金額(LA)調印日:2004年3月31日
  • 借款金額:6,280百万円
  • 実施機関:ハリヤナ州森林局

事業概要

本事業では、計約5万ヘクタール(東京23区の約80%の面積に相当)の土地に住民参加型の植林活動を行っています。また、森林に生計を依存する周辺住民が代替的な現金収入源を得ることを目的とした職業訓練活動や、村落への小規模インフラ整備により貧困削減を図っています。さらに森林局と住民の組織能力を持続的に開発すべく、さまざまな啓蒙・意識向上活動・トレーニングを実施しています。このように、植林活動だけでなく、再生された森林の持続性確保を目的とした活動にも力を入れています。

事業ハイライト

本事業では、日本のNGOである(財)オイスカと連携して「子供の森」と呼ばれるプログラムを実施しています。具体的には、州内の小中学校400校において、植林、啓発活動(絵画コンクール、スピーチコンテスト等)、オリエンテーションなどを行い、次世代を担う子供達の環境意識の向上を図っています。各学校で活動を実施するのは、オイスカのスタッフによって訓練された教師達です。また、教師用のマニュアルを作成することにより、プログラム終了後も継続して環境教育を行うことが出来るようにしています。