チェンナイメトロが部分開業−交通混雑の緩和へ向けて前進−

2015年7月3日

2015年6月29日、インドの南部タミルナド州のチェンナイで、コルカタ、デリー、バンガロール、グルガオン、ムンバイ、ジャイプールに続き、インドで7番目のメトロとなる「チェンナイメトロ」が部分開業しました。オープニングセレモニーには、タミルナド州ジャヤラリータ首相、在チェンナイ総領事館馬場総領事、JICAインド事務所市口次長、そしてこの日を待ちわびた大勢のチェンナイ市民が参加し、盛大に行われました。

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券売機に集まるチェンナイ市民

約870万人(2011年国勢調査)が暮らし、世界でもトップクラスの人口過密都市であるチェンナイでは、慢性的な交通渋滞が生じ、排気ガス等による大気汚染が深刻化しています。本事業は、増加する輸送需要への対応を図り、交通混雑の緩和と交通公害減少を通じた地域経済の発展、および都市環境の改善に寄与するべく、総延長約45キロメートル2路線の大量高速輸送システムの整備を支援するものです。今回の部分開業では、2号線の約10キロメートル(コヤンベドゥ〜アランドゥール間)が開業しました。

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記念すべき始発列車

本事業のコンサルタントは八千代エンジニヤリングを含む共同企業体が担っており、自動料金徴収システムは日本信号製、車両の一部である主変圧器には三菱電機製が納入されており、日本企業の技術を活用した事業が進められています。

チェンナイ都市圏には日本企業の拠点数は577(2014年)と多数の日本企業が活躍しており、日本人駐在員や日本企業で働く現地従業員の生活する都市環境の改善や交通利便性向上にも貢献します。

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日本の技術を活用した自動改札