緊急援助ニュースリリース

第二報

タイ王国における洪水被害に対する国際緊急援助(専門家チームの追加派遣)

2011年10月26日

タイ王国における洪水被害に対して、国際協力機構(JICA)は国際緊急援助隊専門家チームを下記のとおり追加派遣します。



1. 主な被災状況
 7月下旬からの豪雨により、北部、中部地方を中心として各地で洪水が発生し、家屋等の損壊、農地の水没により、多数の住民が避難する被害が生じています。10月25日までの政府発表によれば、死者366人、被災者総数約248万人となっています。10月21日にはバンコクでも浸水が始まっており、22日のインラック首相の発表によれば、水が引くのに4〜6週間かかるという状況です。

2. 緊急援助による対応 
 これまでに約5,500万円相当の緊急援助物資を供与するとともに、本日から国際緊急援助隊専門家チーム(上水道、地下鉄)を派遣していますが、更に、バンコクの空港施設の洪水時の維持管理を指導・助言するため、以下のとおり専門家チームを追加派遣します。

(1)チーム構成
 ・東島 義郎 国土交通省 航空局 航空ネットワーク部 空港施設課 空港国際業務推進官
 ・吉田 典史 国土交通省 航空局 安全部 空港安全・保安対策課 空港安全技術係長

(2)派遣期間(予定)
 平成23年10月27日から約1週間を予定

(3)その他
 日本はこれまでバンコクの空港の建設・整備に際し、円借款や技術協力によって支援してきました。今回派遣する専門家は、かつてスワンナプーム国際空港に専門家として派遣されたり、東日本大震災時の仙台空港の緊急災害対策に関わられたり、途上国の空港開発に携わられている方々です。現地の状況、空港の災害時の対応に知見を有する専門家チームにより、現地での活動がより円滑に進められることが期待されています。

以 上