ガーナ共和国における洪水被害に対する国際緊急援助−供与物資の引渡し−

2015年6月29日

 ガーナ共和国で発生した洪水被害に対し、JICAは、同国アクラ市内のWFP倉庫に備蓄する緊急援助物資を放出し、6月25日(木)、ガーナ共和国政府に引き渡しました(供与総額:約850万円)。引き渡し式は、同日15:00より同国国家災害管理機構(NADMO)本部にて、ガーナ側からマーク・オーウェン・ワヨンゴ内務大臣、トランシス・ビブーサンシリNADMO国家調整官(総裁)、エベネーザ ドス国家副調整官等政府要人、日本側から吉村馨ガーナ日本国大使、住吉央JICAガーナ事務所次長等、大使館、JICA関係者の出席のもと、実施されました。

 ワヨンゴ大臣から、「今回の災害は、洪水に加え不幸な爆発事故が重なる大きな災害であり、多数の犠牲者が出た。この災害に対する、日本のこのような支援に感謝する。日本は、これまでにも多くの支援(緊急時用の給水車、トラック等これまでもNADMOに支援)を行ってくれた。支援頂いた物資は、ガーナ政府が責任を持って配布する。これら物資により、多くの被災者たちに喜んでもらえると思っている。日本はこれまでに何度も自然災害の被害にあっており、災害対応に多くの経験を持っている。これからも、日本によるガーナの人材育成にも期待したい。」、との発言がありました。

 一方、吉村大使は、「洪水と爆発事故により、多くの人命が失われたことに哀悼の意を表する。日本でも、2011年3月に発生した東日本大震災により多くの犠牲者が出た。このような経験から、日本は、ガーナで発生したこのような災害に対し、必要な支援を行うこととした。これら供与物資が現在の国の状況の改善に寄与することを期待するとともに、将来の災害に備え、今後人命を失うことを避けるためのステップとなることを希望する。」と応答されました。

 今回供与した援助物資は、NADMOの手配により、洪水により被災したガーナ共和国南部(被害の大半はアクラ市に集中している)に配布される予定です。

以上

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左から エベネーザ・ドス国家副調整官、マーク・オーウェン・ワヨンゴ内務大臣、吉村馨大使、トランシス・ビブーサンシリ国家調整官

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引渡式の様子

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引き渡された供与物資