国際捜索・救助諮問グループ チームリーダーズ会合を初めて日本で開催

2016年9月1日

 近年、地震などの大規模災害発生時には、より多くの被災者を救助するために、海外から派遣される国際捜索救助チームが被災国政府を支援し、救出活動に当たっています。被災地において捜索救助活動をより効果的に行うため、国際捜索・救助諮問グループ(INSARAG:International Search and Rescue Advisory Group(注))というネットワークが組織されています。今般、国際捜索・救助チーム間の連携、共通の救助手法・ルールの検討などを行う捜索救助関係者の国際会議として、INSARAGチームリーダーズ会合が、9月7日〜9日にかけて、初めて日本で開催されることになりました。
 今回の会合は、45カ国から120名を超える捜索救助チームの代表者と、約30名の日本国内救助関係者が参加し、現場レベルでの課題や経験の共有、本年4月のエクアドル地震の教訓や課題の共有、ホスト国である我が国の消防による救助体制についての発表、新技術やツールの紹介等が予定されています。
 日本の被災国支援は国際緊急援助隊の派遣や緊急援助物資の供与に始まり、復旧・復興、その後の防災への取り組みまでを切れ目なく支援しており、JICAもその実施に当たっています。本会合の開催を通じ、災害発生時の応急対応に向けた備えと救助分野における国内外関係者のネットワークの一層の強化が期待されます。
 なお、今回の会合は、外務省と協力しJICAが運営を担当します。

(注)1991年に国連人道問題調整事務所を事務局として設立