国際緊急援助隊医療チーム 2016年度機材展開訓練の実施

2017年2月8日

受付にて問診

手術準備中

薬局にて薬を処方

国際緊急援助隊医療チーム(以下「JDR医療チーム」)は、2月6日、世界保健機関(World Health Organization: WHO)緊急医療チーム(Emergency Medical Team: EMT)タイプ2チームとしての資機材を、EMT認証後初めて全展開し、模擬診療訓練を実施しました。

JDR医療チームは、2016年10月にWHOより、タイプ1(外来患者に対する初期医療及び巡回診療)及びタイプ2(手術及び入院機能)及びスペシャリストセル(透析機能)の能力を有するチームとして認証を受け、国際登録されました。EMT タイプ2のチームは、1日あたり、外来患者を100名以上診察し、大手術を7件または小手術を15件実施し、ベッド20床以上の病棟機能を有することが要件として求められています。

今回は同認証後、初めて資機材を全展開し、患者の受付から、問診、診察、処置、検査、薬局、入院、手術、透析まで、JDR医療チームが持つ全ての機能を使って診療を実施しました。訓練は、仮想の国で地震が発生した想定で、85名のJDR医療チーム登録者が、活動サイトにおいてテントや医療資機材の組み立てから配置、実際の診療、撤収まで、実派遣で起こる一連の流れを実働で訓練しました。

参加者からは「EMTタイプ2チームの活動を実働できてよかった。」という感想が聞かれました。JDR事務局は、テントレイアウトや部門間調整など、今回の展開訓練を通じて抽出された課題に対応し、EMTタイプ2 チームの能力向上に努めていきたいと思います。