国際捜索救助諮問グループ アジア太平洋地域会合を東京で開催

2018年8月23日

世界各地で発生する大規模地震などの自然災害等に対応するために派遣される救助チームの国際会議が8月30日から31日にかけて東京で開催されます。

大規模災害の際に一人でも多くの被災者を、より早くより効率的に救助するため、国際捜索・救助諮問グループ(INSARAG: International Search and Rescue Advisory Group(注))と呼ばれる国際ネットワークが組織されています。日本の国際緊急援助隊・救助チーム(JDR救助チーム)もINSARAG設立当初からのメンバーであり、本年日本はアジア太平洋地域の議長を務めています。

本会合はアジア太平洋地域の年次会合として、日本と国連人道問題調整事務所(UNOCHA)の共催により、域内の捜索・救助チームの関係者を始め,海外20数か国(地域)・機関から約50名、日本国内の関係機関からも20名程度が参加する予定です。
今回の会合では、域内各国における災害救助体制の能力向上に関する議論や、大規模災害が発生した際の各国における国際支援の受け入れ体制などについて2日間にわたって協議が行われることになっています。

日本は国内における豊富な災害対応の経験に加え、1987年に設置されてから昨年9月のメキシコ地震対応に至るまで,JDR救助チーム過去20回の海外派遣の経験を有しており、協議を牽引する立場にあります。本会合を通じて域内外から参加する多くの専門家が相互に様々な教訓を学び、生存者救出という目的に向けて顔の見える協力関係を構築することで、参加国(地域)の一層の能力強化に資することが期待されます。

なお、今回の会合は外務省と協力しJICAが実施します。

(注)1991年にUNOCHAを事務局として設立

【画像】

昨年マレーシアで開催された同会合の様子

【画像】

昨年の会合の中で開催された分科会の一幕