コンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱の流行に対する国際緊急援助隊・感染症対策チームの派遣について(活動概要)

2018年6月25日

JICAはコンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱の流行に対し、6月11日、外務省、感染症専門家、JICA職員で構成された感染症対策チーム(計14名)を派遣しました。同チームは、首都キンシャサでサーベイランス強化及び検査診断分野の支援を行っています。
同国におけるエボラ出血熱の患者数は 61人(疑い例含む)で、いずれも赤道州で発生しています(6月20日現在) 。首都キンシャサや、近隣国とも人々の往来がある州都でも患者が発生していることから、更なる感染拡大を防ぐ必要があります。

(1) サーベイランス強化
流行地である赤道州から、コンゴ川を航行する船で首都キンシャサに流入する人々(約1,000人/日)に対する検疫を強化すべく、河川港における臨時検疫施設の運営を支援しています。また、国家国境衛生プログラム、世界保健機関(WHO)、国際移住機関(IOM)等と協働し、空港と港等に勤務する検疫官に対し、2日間の研修の実施を支援しました。

(2)検査診断
流行地内モバイルラボラトリーにおける検査結果の精度を高めるため、首都の国立生物医学研究所において、二次チェックのための検査標準手順の確認、暴露予防などの技術指導を実施しています。また同研究所に対し、試薬、感染防護衣などの資機材を供与しました。

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キンシャサにおける検疫官の指導者教育(Training of trainers:TOT)の支援の様子(6/12)

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キンシャサ近郊の河川港における検疫活動支援(6/14)

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キンシャサ近郊の河川港/下船時の足の消毒

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キンシャサ近郊の河川港/問診