2018年9月6日
コンゴ民主共和国東部で発生したエボラ出血熱の流行に対して、国際協力機構(JICA)が供与した緊急援助物資が、同国に引き渡されました。
9月4日14時40分(現地時間)より、保健大臣官房局にて、コンゴ民主共和国側からオイリー・イルンガ保健大臣らが、日本側から軽部洋駐コンゴ民主共和国大使、柴田和直JICA 事務所長らが出席し、緊急援助物資の引渡式を実施しました。
引渡式では、イルンガ保健大臣より、これまでの日本の協力に対する謝意と継続的な支援への期待が述べられました。今回引き渡された物資は、同国政府が進めるエボラ出血熱の感染拡大防止の取り組みにおいて、疫学サーベイランス、検疫強化及び検査診断の各分野に寄与するものです。
なお、今回供与した援助物資は、同国政府により流行地に届けられます。
以 上
検疫実施中を示す横断幕を披露する柴田JICA事務所長
引渡式を終えた関係者