モザンビークにおけるサイクロン被害に対する国際緊急援助-供与物資の引渡し-

2019年4月23日

モザンビーク共和国におけるサイクロン被害に対して、国際協力機構(JICA)が供与した緊急援助物資が、同国に引き渡されました。

モザンビークに対し供与する緊急援助物資は首都マプトへ到着し、4月18日15時30分(現地時間)より、国家災害管理院(INGC)緊急オペレーションセンターにて、モザンビーク側からロドリゲスINGC再定住調整局長が、日本側から池田敏雄駐モザンビーク大使、遠藤浩昭JICAモザンビーク事務所長らが出席し、同物資の引渡式を実施しました。

引渡式では、池田大使より、被災者の方々へのお見舞いと今回の緊急援助物資が迅速かつ効果的に配布され、被災者の復興に貢献することを願っている旨を、遠藤JICA事務所長からは、先に派遣された国際緊急援助隊・専門家チーム及び医療チームや供与物資は、日本国民からモザンビーク国民、特に被災者の方々への連帯の証であることを伝えました。これに対し、ロドリゲス局長より、日本の支援に対する深い感謝の意が示されるとともに、感染症の流行など安全な水の確保が急務となっている現状において、今回の浄水器などの支援物資をいち早く被災地に届けたいとの発言がありました。

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引渡式の様子

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緊急援助物資(浄水器等)の引渡し

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被災地の現状説明を受ける池田大使と遠藤所長