アルバニア国における地震被害に対する国際緊急援助-供与物資の引渡し-

2019年12月5日

アルバニア国における地震被害に対して、国際協力機構(JICA)が供与した緊急援助物資が、同国に引き渡されました。

アルバニア国に対し供与するテント、スリーピングパッドは、12月3日深夜に首都ティラナへ到着しました。12月4日11時(現地時間)よりティラナ国際空港にて、アルバニア側からペトロ・コツィ防衛副大臣ならびにポーリン・ルリ国家物資準備局長が、日本側から伊藤眞 駐アルバニア大使、武市二郎JICAバルカン事務所長らが出席し、同物資の引渡式を実施しました。

引渡式では、コツィ防衛副大臣ならびにルリ国家物資準備局長より、日本の迅速な支援に対する深い感謝の意が示されるとともに、コツィ防衛副大臣は、今回供与されたテントは主に地方の被災農家に供与されることに触れました。これに対し、伊藤大使より今回の地震の被災者に対しお見舞いの言葉と、地震被害が一日も早く収まることを希望する旨、発言がありました。武市JICAバルカン事務所長からは、被災者の支援に休みなく働き続けている現地関係者への慰労と、今回供与された物資が一刻も早く被災者に届くことを願う旨、発言がありました。

なお、今回供与した援助物資は、同国政府により被災者に届けられます。

以 上

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スピーチをする伊藤大使(左から2番目)

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授受証明書に署名する出席者

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授受証明書を手渡す武市JICAバルカン事務所長(右から2番目)