サモア独立国における麻しんの流行に対する国際緊急援助隊・感染症対策チームの派遣(二次隊)

2019年12月12日

今般、JICAは日本政府の決定を受け、サモア独立国における麻しん流行に対し、下記のとおり国際緊急援助隊・感染症対策チーム二次隊を派遣します。同チームは、12月14日に現地に向けて出発する予定です。

1. 背景
10月中旬以降、サモア独立国で麻しんが発生し、サモア独立国政府は11月15日に緊急事態宣言を発令し、予防接種義務化、18歳未満の医療施設、公共の集会への制限、学校休校措置をとりました。12月6日時点で罹患者数は4,357名、死者数は63名が報告されています。


2. 対応
JICAは医師、看護師、外務省及びJICA職員から成る国際緊急援助隊・感染症対策チーム1次隊を12月2日からサモアへ派遣しています。同国政府から支援の継続を希望する旨の連絡を受けたことから、日本政府は感染症対策チーム二次隊の派遣を決定しました。
同チームは、サモア独立国政府や関係国、国際機関等と連携しつつ、重症麻しん患者の治療などの支援を実施する予定です。