サモア独立国における麻しんの流行に対する国際緊急援助隊・感染症対策チームの派遣

2019年12月2日

今般、JICAは日本政府の決定を受け、サモア独立国における麻しん流行に対し、下記のとおり国際緊急援助隊・感染症対策チームを派遣します。同チームは、
12月2日に現地に向けて出発する予定です。

1. 背景
10月中旬以降、サモア独立国で麻しんが発生し、サモア独立国政府は11月15日に緊急事態宣言を発令し、予防接種義務化、18歳未満の医療施設、公共の集会への制限、学校休校措置をとりました。11月27日時点で罹患者数は2,686名、死者数は33名となり、28日、同国政府は日本政府に対し、緊急医療チーム派遣を要請しました。

2. 対応
今般、JICAは日本政府の決定を受け、医師、看護師、外務省及びJICA職員から成る国際緊急援助隊・感染症対策チームを派遣し、サモア独立国政府や関係国,国際機関等と連携しつつ,重症麻しん患者の治療などの支援を実施する予定です。

以上