田中理事長がIDBのモレノ総裁と会談

2014年9月9日

田中理事長とモレノ総裁(右)

田中明彦JICA理事長は、9月8日、来日中の米州開発銀行(IDB)(注1)のルイス・アルベルト・モレノ総裁とJICA本部(東京都千代田区)で会談しました。

冒頭、モレノ総裁はJICAとの人的交流や「中米・カリブ地域に対する再生可能エネルギーおよび省エネルギー分野向け協調融資(CORE)」(注2)の推進のためのJICA側の積極的な取り組みに対して謝辞を述べるとともに、2015年3月に韓国の釜山で開催予定のIDB総会への田中理事長の参加を要請しました。

それを受けて田中理事長は、韓国輸出入銀行内の有償資金協力支援を担う対外経済協力基金(EDCF)と、釜山IDB総会のサイドイベント共催の可能性について協議中であることを伝えると、モレノ総裁はEDCFとのサイドイベントの共催に賛同しました。

また、コロンビア政府とコロンビア革命軍との和平交渉の進ちょくも話題となり、さらなる発展に向かう過程にあるコロンビアにおいて、治安維持、貧困削減はもちろん、民間からの投資促進などでも、共に連携を検討していくことを確認しました。さらに「新興・持続的都市開発イニシアチブ(ESCI)」(注3)との連携促進や、スポーツ分野における協働可能性についても話し合いました。

JICAは中南米地域に対する協力を進めるに当たり、引き続きIDBとの連携を強化していきます。


(注1)Inter-American Development Bank。ワシントンD.C.に本部を置き、中長期の資金貸付、出資、保証、無償資金協力、技術協力を通じて中南米・カリブ地域への開発協力を行う国際開発金融機関。
(注2)Cofinancing for Renewable Energy and Energy Efficiency 。2012年にJICAとIBDが締結。気候変動緩和策に対する、中米・カリブ地域向けの協調融資枠組みの創設などに関する連携枠組み。
(注3)Emerging Sustainable City Initiative。2011年にIDBで創設された持続可能な都市開発に関するイニシアチブ。