田中理事長がIMFのラガルド専務理事と会談

2014年9月17日

ラガルド専務理事(右)と田中理事長

田中明彦JICA理事長は、9月12日、来日中の国際通貨基金(IMF)(注)のクリスティーヌ・ラガルド専務理事と経団連会館(東京都千代田区)で会談しました。

会談では、これまでのIMFの開発途上国のマクロ経済運営に対する資金協力・政策提言の重要性をあらためて確認するとともに、アフリカ、アジア、中東地域における債務持続性を含むマクロ経済情勢に関する意見交換を行い、今後も実務レベルでの意見交換を密にしていくことに合意しました。

また、2015年2月に東京で開催予定の「第3回IMF-JICA合同国際会議」については、2011年に始まった同会議の一貫したテーマとなっているアジア低所得国におけるインクルーシブな成長の重要性を再確認し、有意義な成果を挙げられるよう準備を進めることで一致しました。

さらに、IMFが途上国政策担当者に対して始めた、マクロ経済・債務持続性分析などの、情報通信技術(ICT)を活用した新たな研修事業の紹介もありました。

JICAは、途上国のインクルーシブな成長と貧困削減の前提となるマクロ経済運営において重要な役割を果たしているIMFとの協力関係を、引き続き強化していきます。


(注)International Monetary Fund。米国ワシントンDCに本部を置き、国際金融の安定性と金融に関する協力の推進に取り組む。主要業務は、サーベイランス(国際通貨制度の安定の維持および危機の防止に向けた各国の政策監視、経済見通しなどの政策助言)、金融支援、技術支援。加盟国は188ヵ国。日本の出資比率は米国に次ぎ第2位。