IMF/JICA共催セミナー「サブサハラアフリカにおける経済的課題−第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)に向けて」

2016年6月22日

概要

会議名:IMF/JICA共催セミナー「サブサハラアフリカにおける経済的課題‐第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)に向けて」
開催日:2016年6月22日(水)
主催:国際通貨基金(IMF)アジア太平洋地域事務所、JICA
場所:霞が関ナレッジスクエア

主な参加者

主な登壇者:
IMFアフリカ局 アントワネット・モンショー・セイエ局長
IMFアフリカ局 ロジャー・ノード副局長
日本貿易振興機構(JETRO) 平野克己理事
JICAアフリカ部 江口秀夫部長
JICA 広田幸紀チーフエコノミスト

参加者:
各国大使 7名
大使館、国連機関、メディア、民間企業等より約100名

背景・目的

  • 2008年の世界金融危機以降、アフリカ諸国は有利な条件で国際金融市場より資金を調達できたが、米ドル金利とアフリカに対するリスクプレミアムの上昇により、資金調達コストも大幅に上昇している。
  • アフリカ各国が2000年以降享受してきた有利な国際経済環境は一変し、多くのアフリカ各国は経済財政政策の抜本的な見直し(Policy Reset)を迫られている。
  • 経済財政政策の見直しに当たっては、IMFが提唱する地域レベル及び各国金融機関の能力強化、財政健全化と共に、JICAが推進する産業多角化、質の高いインフラ事業投資等の包括的な改革が必要である。
  • 本セミナーは、昨今のアフリカを巡るマクロ経済環境の変化と、アフリカにおける経済財政政策の見直しについて、JICAによる取り組みの具体例も交えて議論することで、TICAD VI及びその後に向けての議論に貢献することを目的として、開催された。

内容

【開会挨拶】
IMFアジア太平洋地域事務所 オッドパー・ブレック所長より、IMFの役割、今回のセミナー趣旨を説明。

【プレゼンテーション】
ノード氏はIMFのRegional Economic Outlook最新号に基づき、サブサハラアフリカにおける経済課題と成長機会について説明。昨今の資源価格下落の影響がサブサハラ諸国に影響を及ぼしていること、同影響は資源国と非資源国において異なること等を指摘。

【パネルディスカッション】
アフリカにおける資源価格下落という課題について、IMF、JETRO、JICAそれぞれの立場から、TICAD VI及びその後に向けた方策について議論した。JICAからは、IMFの言及する「Policy Reset」については産業構造多角化等に向けた長期的な取り組みが必要であり、資金協力、技術協力等のスキームを通じて、支援を継続して行く旨、言及を行った。

資料

関連リンク

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ノード氏によるプレゼンテーション

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パネルディスカッションで発言する江口部長

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質疑応答では参加者から多くの発言があった。