TICAD VIプレイベント「ソマリア・シンポジウム」

2016年7月14日

概要

会議名:TICAD VIプレイベント「ソマリア・シンポジウム ソマリアで今起こっていること−知られざる国家建設への挑戦−」
開催日:2016年7月14日(木)
主催:JICA
共催:上智大学国際協力人材育成センター、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)
場所:上智大学2号館17階国際会議場

主な参加者

基調講演者:
ソマリア連邦共和国計画・国際協力省 Abdullahi Sheikh Ali Ibrahim 副大臣

パネリスト:
ソマリア連邦共和国計画・国際協力省 Khadra Ahmed Dualeh国際協力局長
東京大学 遠藤貢教授
日本ソマリア青年機構 関口詩織代表
JICA 加藤正明上級審議役
上智大学グローバル教育センター 東大作准教授
UNHCR東京事務所 河原直美副代表

参加者:
大使館、国連機関、メディア、民間企業、官庁、大学等より約150名

背景・目的

  • 1991年以降無政府状態にあったソマリアで、国際社会の後押しを受け、2012年に連邦政府が誕生した。現政権の4年の任期が終わろうとしている現在、2016年8月〜9月にかけて4年ぶりの大統領及び連邦議会選挙が実施される予定。
  • また、選挙後を見据えて、ソマリア連邦政府のイニシアチブにより新しい国家開発計画(Somalia National Development Plan:SNDP)が策定されつつある中で、同計画の策定には、計画・国際協力省が主要な役割を担っている。
  • 2016年8月にナイロビで開催されるTICAD VIの3本柱の一つは「社会の安定化」。TICAD VIの開催前のタイミングに、ソマリア連邦政府計画・国際協力省副大臣を日本に招聘し、ソマリアの4年間の平和構築・国家建設に係る取組を振り返るとともに、選挙の行方及びSNDPに基づくこれからの国づくりの展望及び課題について議論することで、TICAD VI及びその後に向けての議論に貢献することを目的として、本シンポジウムを開催。

内容

【開会挨拶】
JICA 加藤正明上級審議役、上智大学 早下隆士学長、及びUNHCR東京事務所 小尾尚子副代表より、今回のシンポジウムの趣旨等を説明。

【基調講演】
Abdullahi副大臣はソマリアは今「貧困」と「テロ」という2つの敵と戦っていると説明。また、1991年に国家が崩壊した原因は独裁制にあったことから、その教訓を生かして、国家開発の方向性を広く国民に示し、彼らの意見を取り込んでSNDPを作り上げるというプロセスを重視していると発言し、更に、現在策定されているSNDPの内容の紹介を行った。

【パネルディスカッション】
パネリストそれぞれが、ソマリアの国づくりに関する各自の研究や各組織の活動内容を紹介するとともに、ソマリアの選挙の行方及び今後のソマリアの国づくりに向けた展望と課題についてコメントした。JICAからは、2011年以降、ソマリアの政府関係者をケニアやタンザニアといった第三国や日本に招き、ソマリアが重視する分野の人材育成に取り組んできたことを紹介。本邦研修や第三国研修等の枠組みをフルに活用して、支援を継続して行く旨、発言を行った。

資料

関連リンク

【画像】

Abdullahi Sheikh Ali Ibrahim 副大臣による基調講演

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パネルディスカッションで発言する加藤 正明 JICA上級審議役

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パネルディスカッションの全体の様子。事前に30を超える質問が集まった。