国際捜索救助諮問グループ チームリーダーズ会合

2016年9月9日

概要

会議名:国際捜索救助諮問グループ チームリーダーズ会合
開催日:2016年9月7日(水)〜9月9日(金)
主催:国際協力機構国際緊急援助隊事務局、国連人道問題調整事務所(OCHA)・国際捜索救助諮問グループ事務局
場所:品川プリンスホテル

主な参加者

※主な登壇者:
増島 稔(外務省国際協力局審議官)
ウィンストン チャン(UNOCHA/INSARAG事務局)
新村 満弘(総務省消防庁参事官補佐)
ピーター ウルフ(ドイツ政府チーム)
ショーン ムーア(英国チーム)
デューイ バークス(米国チーム)
アーヤン スタム(オランダチーム)
富吉 賢一(国際協力機構理事)
鈴木 規子(国際協力機構国際緊急援助隊事務局長)

※45か国、57の組織から約150名が参加。

背景・目的

国際捜索救助諮問グループ(INSARAG International Search and Rescue Advisory Group)は、都市型捜索救助(USAR,Urban Search and Rescue)にかかる国際基準の設定や行動規範、被災国における国際チームの効果的な調整メカニズムや手法の確立を目的として1991年に設立され、国連人道問題調整事務所(UNOCHA)に事務局を設けている。
INSARAGは国際USARチームの能力評価も行っており、我が国の国際緊急援助隊・救助チームは、2010年に最も高い能力を有する「ヘビー」評価を受け、2015年3月、5年ごとに求められている再評価を受検し、再度「ヘビー」評価を受けた。
INSARAGは、国際USARチームの継続的な能力向上・維持のため、毎年、運営グループ会合、各地域会合、チームリーダーズ会合を、5年に1回、グローバル会合を開催している(2010年には神戸で第1回グローバル会合及びアジア太平洋地域会合を開催した)。
2016年、国連人道問題調整事務所、外務省及びJICA国際緊急援助隊事務局の協力により、チームリーダーズ会合が初めて日本にて開催された。

内容

外務省国際協力局 増島審議官の開会宣言により開幕した本会合は、訓練、医療、ガイドラインレビュー等の分野における各ワーキンググループのこれまでの議論の進捗状況や情報共有が行われたほか、分科会形式による個別テーマの協議が実施された。
また、本年4月に発生したエクアドル地震に対する各国の救援活動の教訓について発表が行われたほか、開催国である日本からは、総務省消防庁により消防機関が行う国内の救助体制等に関する発表が行われた。
分科会では、国際USARチームの能力評価として、従来の「ヘビー」、「ミディアム」に加え、より小規模な編成として新たに「ライト」チームの標準編成の検討、被災地における国際的なUSAR活動調整制度の改善策、捜索救助活動時の情報収集分析のための新規ツール導入等のテーマについて、各チームの代表者による熱心な協議が行われ、今後目指すべき方向性について意見の集約が図られた。
JICA富吉理事による閉会宣言により終了した本会合を通じ、アジアを中心とした多くの国のチームリーダーから、国内捜索救助能力向上に向けたJICAの技術協力支援や国際緊急援助隊・救助チームからの技術的支援に対する期待が示されるなど、我が国がアジア太平洋地域においてINSARAGの中でも大きな役割を担っていることが再認識された。
また、日本国内参加者は、各協議への参加を通じて最新の国際的な議論に直接触れるとともに、各国の国際捜索救助関係者との交流を深めることができ、今後の国際緊急援助隊・救助チームの能力強化の面で大変貴重な機会となったと考えられる。

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参加者による集合写真

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総務省消防庁 新村参事官補佐による発表と熱心に聞き入る参加者

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分科会での協議

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分科会での協議

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分科会での協議