「効果的な開発協力に関するグローバルパートナーシップ」第2回ハイレベル会合

2016年12月1日

概要

サイドイベント名:SDGs実施のための三角協力のスケールアップ
開催日:2016年12月1日
開催者:JICA、OECD、メキシコ、カナダ他による共催
場所:ケニア・ナイロビ市内ケニアッタ国際会議場(KICC)

主な参加者

【登壇者】
・原昌平 JICA企画部国際援助協調企画室長
・リナ・ギャレイ エルサルバドル外務省開発協力局長
・トーマス・ヤンガ WFPアフリカ連合連絡事務所長
・樓一平 中国浙江農林大学中国アフリカ農林研究センター所長(前国際竹籐ネットワーク(INBAR)環境持続性計画課長)

【モデレーター】
・マリオ・ペッチーニOECD開発センター所長

背景・目的

11月28日-12月1日、KICCで「効果的な開発協力に関するグローバルパートナーシップ(GPEDC)第2回ハイレベル会合」が開催された。同会合には、各国政府、国際機関に加え、民間セクター、市民社会、議会、地方自治体、労働組合を含むマルチステークホルダーの代表ら多数が参加し、開発効果の原則及びコミットメントの実施状況、SDGsの達成のための民間セクターの貢献、南南・三角協力、女性・若者のエンパワーメント等7つの議題についてプレナリー、アンフィシアター(円形劇場における参加型セッション)、サイドイベントの各形式で議論し、最後に「ナイロビ成果文書」を採択して閉会した。
JICAは、12月1日、OECD他と共に「SDGs実施のための三角協力のスケールアップ」と題するサイドイベントを開催した。

内容

サイドイベント「SDGs実施のための三角協力のスケールアップ」では、三角協力の持つ開発効果の向上、SDGs達成に向けた三角協力のスケールアップ等について議論し、JICAから、原昌平企画部国際援助協調企画室長が登壇した。 原室長は、JICAの三角協力のスケールアップの事例として、スリランカ及びタンザニアを中心にアフリカで実施されている「きれいな病院プログラム」や、ケニアが中核的な枠割を果たす「理数科教育強化計画プロジェクト」の事例を紹介し、三角協力のスケールアップの成功には、長期にわたる途上国の能力強化、センター・オブ・エクセレンス(成功に導くための中核的な、卓越した知恵の集合センター)の設置、及びJICAのプラットフォームとしての役割が重要であると述べた。原室長はまた、紛争・脆弱国の平和構築においても、JICAが直接提供できない脆弱国の復興経験を有する隣国との三角協力は有用であると指摘した。 WFPのヤンガ所長からは、WFPとドナーとの連携事例として「食と栄養のアフリカ・イニチアチブ(IFNA)」への言及があった。 最後に、効果的な三角協力について検討するグローバルパートナーシップイニシアティブ(GPI)の立ち上げが合意された。

資料

関連リンク

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GPEDC第2回ハイレベル会合の開会を宣言するケニアのウフル・ケニヤッタ大統領

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サイドイベントが開催されたRobin Room

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JICAの三角協力の取組について述べる原国際援助協調企画室長(中央)

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原室長によるプレゼンの様子