タイ保健大臣の日本での医療保障制度の視察の様子が、タイの国会で映像公開されました!!

2017年3月7日

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【東京都国立市役所を訪問】医療保険制度の運営や、高齢者が認知症や要介護になっても地域で安心して暮らし続けるための「地域包括ケア」の取組みに関する理解を深め、日タイ行政関係者間の交流が深まりました。

「すべての人が、適切な健康増進、予防、治療、機能回復に関するサービスを、支払い可能な費用で受けられる」ことを目指すユニバーサルヘルスカバレッジ(UHC(注1))は、日本などの積極的な提言により国際社会の共通目標であるSDGsに含まれることになりました。
このUHCに中進国として先駆的な取り組みをしているタイからピヤサコン・サコンサタヤトン保健大臣と共に約20名の代表団(タイ保健省高官及びタイの75%の人口の医療を支える国民医療保障制度の役員など)が、2017年2月21日から25日の日程で来日しました。これは、タイへの技術協力プロジェクト「グローバルヘルスとユニバーサルヘルスカバレッジのためのパートナーシッププロジェクト」(注2)の一環で、超高齢化社会における日本の医療保険制度の運営や地域包括ケアシステムの経験を学びたいとのタイからの要望に応えて実施されたものです。この代表団の受入れのため、日本の厚生労働省をはじめ、国立市役所など8機関に協力をいただきました。

日本とタイの医療保障制度は世界に広く知られていますが、両国とも高齢化に伴う医療やケアのニーズの高まりや、財政の持続性という共通の課題を抱えています。日本の医療保障を支える様々な機関を視察し、活発な意見交換と両国の経験共有が促進されました。 帰国後、ピヤサコン保健大臣が3月7日にタイの国会で、この日本視察について映像を元に報告しました。その映像が公開されましたので、是非、以下のリンクからご参照ください!

(注1)UHCとは「すべての人が、適切な健康増進、予防、治療、機能回復に関するサービスを、支払い可能な費用で受けられる」こと。UHCの実現は、2012年12月の国連総会で国際社会の新たな共通目標として決議されています。また、日本などの積極的な提言により、2015年9月に採択されたSDGsにUHCの達成目標が含まれるようになった他、同年9月に日本政府が策定した「平和と健康のための基本方針」においても政策目標のひとつになっています。

(注2)本プロジェクトについてはこちらから:

日本とタイのパートナーシップにより、諸国とのグローバルな学び合いを通じてUHC推進に貢献することを目指すプロジェクト。日本の医療保険制度運営や高齢者医療の経験に基づき、タイへの経験共有も行っています。