ADBとの連携を強化する2017年度ハイレベルリトリートの実施

2017年9月28日

概要

会議名:2017年度JICA・ADBハイレベルリトリート
開催日:2017年9月28日(金)
主催:JICA、ADB共催
場所:マニラ(フィリピン)

主な参加者

JICA側は神崎理事、江島理事他、合計18名。
ADB側はグロフ副総裁、張副総裁、グプタ副総他、約50名。

背景・目的

2010年からJICAとADBは毎年1回、JICA理事・ADB副総裁レベルでのハイレベル協議を開催しており、今回で7回目(2013年度は実施せず)。同協議では、お互いの事業をより良くするための新たな連携策の模索や知見共有、連携中案件の進捗確認などを行っている。

内容

今回は、7つのセッション(1)質の高いインフラ投資連携、2)保健連携の進捗確認、3)官民連携(PPP)に関する新たな連携策の検討、4)ADBの長期戦略「Strategy 2030」、5)調達改革、6)高技術基金の情報共有、7)各担当部ごとの意見交換)を実施した。

2015年12月に協力覚書が締結された「質の高いインフラ投資連携」では、ソブリン連携の進捗を確認し、協調案件候補リストへのJICA理事・ADB副総理による署名を行った。また、ノンソブリン連携の進捗は非常に順調であることが確認され、特に良い成果が見られることからADBによるプレスリリースも発行された。
2017年5月に協力覚書(MoU)が締結された「保健連携」では、アジア大洋州地域における健康の安全保障(Health Security)とユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の推進、高齢化社会への対応に向けた現場レベルでの意見交換の進捗状況を確認するとともに、今後より具体的な連携に向けた意見交換を行うことに合意した。
官民連携(PPP)に関する新たな連携策の検討においては、ADBとJICAの相互のスキームの理解が進められ、パイロット案件での具体的な意見交換を行うことに合意した。
その他のセッションにおいても、各国・案件の現状に関するハイレベルでの共有、新たな取り組みに関するお互いの知見の共有などが実施され、非常に有意義な意見交換を行った。
最後に、今後もこのようなハイレベルの協議を継続していくことに合意した。

次回リトリートに向けて、更なる連携事業の進捗に向けた議論を継続していく。

関連リンク

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集合写真

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左から、江島理事、神崎理事(当時)、グロフ副総裁

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リトリート会場の様子

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質の高いインフラ投資のためのADBとのソブリン連携・協調案件候補リスト合意文書への署名