第二回アフリカ・インフラセミナー:マダガスカル共和国

2018年6月29日

概要

セミナー名:<TICADに向けて>第二回アフリカ・インフラセミナー:マダガスカル共和国
開催日:2018年6月29日(金)
主催:JICAアフリカ部、社会基盤・平和構築部
場所:JICA本部会議室

主な参加者

民間企業38社、研究機関、外務省、国交省、マダガスカル大使館等より計64名

背景・目的

南部アフリカの島国、マダガスカルの首都アンタナナリボ市と国内最大の商業港を擁するトアマシナ市では、急激な人口増加に伴うインフラ需要が高まっています。また、国際貨物の9割が陸揚げされるトアマシナ港と首都を繋ぐ幹線は、今後貨物需要の大幅な伸びが見込まれること、マダガスカルの経済を牽引する重要な経済圏であることなどから運輸交通体制の整備が望まれます。

今回のセミナーは、2019年8月に横浜で開催されるTICAD7に向け、アフリカの強靭なインフラ整備を推進する観点から、開発計画調査型技術協力「アンタナナリボ・トアマシナ経済都市軸総合開発計画策定プロジェクト(TaToM)」(2017年~2019年)の中間結果を広く民間セクターと共有し、官民連携による案件形成を促すことを目的に開催されました。当日は民間企業38社を含む計64名のご参加を頂き、活発な意見交換がなされました。

内容

現在人口約300万人のアンタナナリボ市は急激な人口増加に見舞われており、交通渋滞の解消を含む計画的な都市機能の充実と、水道や電気などの生活インフラの整備が望まれています。また、首都とトアマシナ市の連結性を高めることにより、円借款を通じて機能の大幅拡張が進められているトアマシナ港で陸揚げされた積荷をスピーディーに首都へ運ぶことが可能となり、インド洋を挟み広く南部アフリカ地域の経済発展にも寄与することが期待されます。佐々木氏からは、同国政府の政策を踏まえた将来の都市開発戦略と、運輸交通、電力、廃棄物処理、上下水道など多岐にわたる優先プロジェクト案の検討状況が報告されました。

質疑応答では、同国における下水処理技術や、アンタナナリボ・トアマシナ間を結ぶ国道2号線の整備に関するニーズ、同区間における高速道路建設の検討状況等について参加者より質問がなされました。最後に社会基盤平和構築部の荒仁次長より、今回のセミナーを機に、更にアフリカでのインフラ開発における官民連携を推進する意向が示されました。セミナー後の名刺交換会の際に、参加者の皆様による活発な意見交換や情報交換がなされた他、JICAとの個別相談の時間が設けられ、マダガスカルのインフラ事情に関する積極的な情報提供が行われました。

関連リンク

日刊建設工業新聞 2018年2月22日付

【画像】

アフリカ部 加藤隆一部長による開会挨拶

【画像】

会場の様子

【画像】

国土交通省の石垣和子企画官

【画像】

アフリカ部井田暁子主任調査役が、マダガスカルの政治経済とJICAの協力方針を説明

【画像】

参加者からも積極的な質疑がなされました

【画像】

(株)オリエンタル・コンサルタンツ・グローバル社の佐々木英之氏