「TICAD7プレイベント 新興女性企業家フォーラム2018-SDGs達成に向けたソーシャル・イノベーションとは?-」を開催

2018年8月26日

概要

日時:2018年8月26日(日曜日)
都道府県:神奈川県
場所:JICA横浜4階会議室「かもめ」

来年横浜で開催される第7回アフリカ開発会議(TICAD7)に向けて、8月26日、JICA横浜にて「新興女性企業家フォーラム~SDGs達成に向けたソーシャル・イノベーションとは?~」を開催しました。アフリカと日本の企業家がそれぞれの事業を紹介しながら、ジェンダー視点から考えるビジネスの可能性や意義について議論が交わされました。

パワフルな発言が次々と!アフリカの企業家を迎えフォーラムを開催!

会場には、課題別研修「日アフリカ・ビジネスウーマン交流セミナー」のために来日しているアフリカの女性企業家や行政官、ブルキナファソ大使をはじめカメルーン、コートジボワール、ニジェールの在京大使館関係者、横浜市民の皆様、そしてアフリカでの事業や社会課題にご関心のある民間企業、中央省庁、教員、高校生・大学生を含む、総勢100名近くの幅広い層の皆様にお越し頂き、アフリカの企業家や行政官と会場の皆様との活発な意見交換・交流の場となりました。

冒頭、加藤理事よりご挨拶や本フォーラム開催の経緯の説明がありました。続いて、横浜市の林市長より、女性リーダーがあらゆる分野で活躍できる社会の実現に向け、会場の皆様とアフリカのビジネスウーマンのパートナーシップのもと、アフリカ、日本、そして世界で、希望にあふれる未来を作り上げましょうと激励のお言葉を頂きました。

ブルキナファソの行政官、サンカラさんからの「アフリカの女性・起業を取り巻く現状と課題」のイントロダクションの後、(株)Will lab小安代表のファシリテーションのもと、パネリストとして登壇したコートジボワールのヤポさんは、手洗い用給水装置の改善やインキュベーター開発のビジネスを紹介、ギニアのアンヌさんは、農産加工品の製造・販売に関するビジネスの紹介をしました。日本のパネリストとしてお迎した(株)すららネットの湯野川社長からは、貧しい子ども達へのE-ラーニング教育の中で、ファシリテーターとして地元の女性達が活躍していること、(株)モンスターラボの椎葉執行役からは、ITビジネスの中で女性が事業に参画できる環境を整備することで、社会的価値も見出していることが紹介されました。

パネルディスカッションや質疑応答の中で、アフリカの女性企業家からは、「母国やアフリカ地域で女性企業家のネットワークを築き上げ、女性が自分で人生を選択できるよう活動しています」、「アフリカの女性たちが教育を受け、夢をもって仕事をしていくことがいかに重要か」、「アフリカでは家計をしっかり管理する女性には起業もそれほど難しいことではなく、何事も実践あるのみ!」、と、会場へ熱いメッセージが次々に投げかけられ、アフリカの女性企業家たちから元気をもらうひとときとなりました。

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加藤理事ご挨拶

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林市長ご挨拶

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アフリカ女性企業家、行政官の皆さん

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プレゼンテーション「アフリカの女性・起業を取り巻く現状と課題」(ブルキナファソ行政官サンカラさん)

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事業紹介(株)すららネット湯野川社長

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事業紹介(株)モンスターラボ椎葉執行役

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意見交換(中央スピーカー:コートジボワール企業家ヤポさん)

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質疑応答(左:(株)Will lab小安代表)

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会場の様子

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フォーラム開始前の林市長への表敬

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意見交換(中央スピーカー:ギニア企業家アンヌさん)