【TICAD7応援企画】マダガスカル写真展「アジアとアフリカの境界から」

2018年10月25日

概要

開催日:2018年10月12日~25日(記念イベントは10月18日)
主催:JICAアフリカ部
共催・協力:地球ひろば、農村開発部
後援:駐日マダガスカル大使館
場所:JICA地球ひろば

主な来場者

100名以上の皆様が来場されました。記念イベントには、駐日マダガスカル大使ミレイユ・ラクトゥマララ閣下、JICA加藤宏理事、民間企業30社、公官庁、大学、メディア、ABE研修生等を含む計65名が参加されました。

背景・目的

アフリカ大陸の南に浮かぶ島国マダガスカルは、太古の時代にアフリカ大陸と切り離されたため、独自の生物多様性を維持してきました。また、マレー系の人々が東南アジアから移住したことにより、米作をはじめアジアとアフリカの文化が交じり合う独特の社会を築いて来ました。JICAは1963年より、マダガスカルの主食である米の生産性向上、港湾や道路などの基礎インフラの整備、教育や保健医療サービスの充実に向けた協力を行っています。

今回の写真展は、2019年8月に横浜で開催されるアフリカ開発会議(TICAD7)に向け、広く一般市民の皆様にアフリカへの理解と関心を深めて頂く目的で開催されました。

内容

この写真展では、JICAの久野真一カメラマンがマダガスカルへ渡航し撮影した5千枚の中から写真を厳選し、メリナ王朝時代の建物が丘の上にひしめく首都アンタナナリボの街、欧州風の建物と水田のコントラスト、厳しい農作業の様子、マダガスカル由来の動物たち、活力ある市場の朝、食事を待つ子供たちなど、各地の素顔をJICAの取り組みと共に生き生きとした写真と映像で表現しました。

記念イベントには、マダガスカル大使や日本のビジネスを学ぶABE研修員、大学関係者や民間企業を含む65名が参加し、国境や職業の壁を越えて写真を前に語り合う様子が見られました。イベント冒頭ではラクトゥマララ大使より両国の更なる関係強化への希望が述べられ、続いてJICAの加藤理事からは、昨年以来の大統領や外務大臣の訪日に続き、今回の写真展やセミナーをきっかけに両国の関係強化に努めたい旨が表明されました。JICAはTICAD7に向け、新しいネットワークを生かして皆様との協働を深めてゆく所存です。写真展はこの後、12月21日~2月10日の日程でJICA関西(神戸市)へ巡回の予定です。

関連リンク

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JICA加藤宏理事による御挨拶

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駐日ミレイユ・ラクトゥマララ大使による御挨拶

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会場の様子

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井田暁子主任調査役による司会

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最後にマダガスカルの衣装で