2019年1月29日
会議名:「TICAD 7に向けたアフリカにおけるJICAの取組と日仏連携」
開催日:2019年1月29日
主催:JICAフランス事務所
場所:フランス・パリ
JICA加藤隆一アフリカ部長
在仏日系企業及び仏企業
2019年8月28日から30日に横浜で第7回アフリカ開発会議(TICAD 7)が開催されます。JICAは、アフリカ地域に対して長年、人材育成やインフラ投資などの協力を行っており、TICAD7も見据えて様々な取組を実施してきています。アフリカ開発では、近年、特に民間投資や官民連携の重要性が認識されています。
また、2015年には日仏政府間にて「日仏アフリカ協力計画」が合意され、アフリカ地域において日仏等企業の開発への参画や日仏企業間の連携が進められています。
これらを踏まえ、今般、アフリカ地域における更なる官民連携や日仏連携を促進するため、フランスのパリにて、サブサハラ・アフリカ地域のJICA事業を統括する加藤アフリカ部長を講師として、在仏日系企業および仏企業向けのセミナーを開催しました。
加藤アフリカ部長から、TICAD7の概要、アフリカにおけるJICAの取組、そして日仏連携の状況について説明を行いました。当日は在仏日系企業・仏企業約50社の参加があり、活発な質疑応答がありました。やり取りを通じ、アフリカにおける開発事業への参画と、日仏企業間の連携に対する高い関心が伺えました。
仏企業からは、JICA事業への参画を念頭に、将来の事業にかかる情報入手方法や入札参加資格、円借款・海外投融資といったスキームの仕組みにかかる質問が寄せられました。また、日本企業からもTICAD7開催時の日仏企業交流の場の設定に期待が寄せられました。