日本と資源国の絆を強くする「資源の絆交流会」を開催しました

2019年8月28日

国際協力機構(JICA)は、8月28日、TICAD VIIの開催に合わせ、横浜ランドマークタワーにて、「資源の絆交流会」を開催いたしました。

三原朝彦議員、櫻田義孝議員の他、経済産業省や、国内の資源関係の政府機関、研修員を受け入れていただいている北海道大学、秋田大学、九州大学の教員等や民間企業から参加頂き、モザンビーク、ザンビア、タンザニア等12か国からの資源の絆プログラム研修員18名を含め、70名近くの参加がありました。

JICAは2014年から「資源の絆プログラム」を開始し、本邦大学や企業との連携を通じて、途上国の資源分野の将来を担う人材を育成し、日本の関係者との「絆」を構築することを目指しています。これまで86名の研修員を資源国の行政機関や大学機関等より招いており日本との懸け橋となることが期待されています。

JICA越川副理事長の開会挨拶では、日本の資源開発の経験・教訓を生かし、技術のみならず制度・政策面も含めた持続可能な資源開発の重要性が述べられました。日・アフリカ連合友好議員連盟会長代行の三原朝彦議員による冒頭挨拶では、「絆」の意味や重要性に加え、アフリカへの地熱開発に日本が大きな貢献をしていることの紹介と、今後も日本で築いた絆を国の開発に発展させていただきたい、と激励の言葉がありました。九州大学渡邊副学長を始めとする大学教員からは、資源の絆プログラムの大学での活用状況や、絆プログラム制度の今後の発展にかかる期待について、発言がありました。

交流会では研修員から、途上国の現状・課題や日本での研究や生活についての紹介がなされました。出席頂いた国会議員や民間企業等の方々と積極的な意見交換や交流が行われました。

多くの来賓の方々から激励を受けた絆プログラム研修員は、引き続き、大学での研究やインターンシップに向けて積極的に取り組みます。

関連リンク

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三原議員によるご挨拶

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交流会の様子

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研修員と歓談される櫻田議員

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集合写真